パチスロサミットの中止理由は「6号機の適合数不足」

日電協と回胴遊商は10月15日、「パチスロサミット2018」及び「6号機ウルトラ試打会」の中止について、全日遊連や日工組、メダル工業会等へ改めて通知した。

中止を知らせる文書の中では、同イベントの中止について「6号機の適合が当初予想より極めて低く、日電協及び日工組加盟メーカーに対するアンケートにおいても、6号機の展示可能な回胴式遊技機が予定よりはるかに少ないことが判明し、止む無く開催を中止せざるを得ない状況に至った」と理由を明かした。

合わせて、イベントの延期開催については「現状では厳しい状況にある」としつつも、「私どもとしても、引き続き皆様のご期待に沿えるよう鋭意努力していく」とし、関係者に対し理解と協力を求めた。

イベントの中止理由に挙げられた6号機の適合状況だが、初めて適合が確認された今年5月が4型式、6月が10型式、7月が4型式、8月が5型式、9月が10型式で推移。この中にはダミースペックの型式や同一機種の別型式が含まれていることから、販売予定機種となると、かなり少ないと見られ、実際に上述の、イベント主催団体が日電協メーカーや日工組メーカーに対し行ったアンケート結果では、「6号機ウルトラ試打会」に展示可能な6号機は僅か6機種だったと言われている。

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