ユニバーサルの岡田元会長が香港で逮捕

㈱ユニバーサルエンターテインメント（富士本淳代表取締役）は8月6日、「当社元取締役会長岡田和生氏の逮捕について」と題したプレスリリースを発信し、同社元取締役会長の岡田和生氏が香港の捜査当局に逮捕されたことを発表した。

同社は同日、香港の警察組織とは独立した捜査機関であるHong Kong Independent Commission Corruption（以下、ICAC）に問い合わせて得られた情報として、「元取締役会長岡田和生氏（以下、岡田氏）が、複数の賄賂に関する容疑・罪状でICACに逮捕された」「岡田氏は、現在、ICACの管理の下に保釈中である」の2点を明らかにした。

同社では、カジノ関連事業のライセンスの取得・維持にあたっては経営者及び株主が規制当局であるゲーミング委員会による厳格な適格性審査を受ける必要があり、経営者又は株主に不適格者が存在する場合には、ライセンスの取得が認められないか、又は事後に保有するライセンスが失効するおそれがあるとし、開示が必要な事項が発生した場合には速やかに知らせるとしている。