豊丸産業㈱(永野光容代表取締役)は、6月21日から24日までの4日間、台湾・台北市内のTaipei World Trade Center(台北世界貿易センター)で開催された台湾最大の福祉機器展示会「SenCARE 2018」にトレパチ!を出展した。
同社は今回、台湾におけるトレパチ!総発売元である小松貿易㈱のブースの一角に、言語を中国語に変更した「トレパチ!らっき・こーきのフルーツパーティー」と「トレパチ!らっき・こーきの生まれた海」の2機種を展示。物珍しさからトレパチ!の前で足を止める人は多く、実際に遊技する人も多数見られた。トレパチ!を体験した台湾の福祉施設関係者に話を聞くと「パチンコは初めて。(トレパチ!を遊んでみて)とても面白かった」と興味を持った様子だった。
展示会初日の6月21日に会場を訪れた永野光容代表取締役は「パチンコが認知症予防に効果があるか調査・研究するために台湾の嘉南薬理大学に導入してみて、反応が良さそうなので台湾の福祉展示会にトレパチ!を出展することとなった。今回の展示会を足掛かりに、トレパチ!テーブルとともに世界中で展開していきたい」と、トレパチ!の海外展開に意欲を示した。
トレパチ!は、頭や体のトレーニングができる福祉向けに同社が独自に開発したパチンコ風レクリエーション機器。ゲーム性が脳を刺激し、体や指先を使うことで認知症予防に効果が期待され現在、全国約60の福祉施設に導入されているという。