「マルハン梅田店」が同社5店舗目のダイバーシティ店舗に

今年4月、大阪府大阪市にある「マルハン梅田店」が、同社5店舗目で西日本では初となるダイバーシティ店舗となった。同店に7名いる役職者のうち3名が女性、かつ女性社員比率も40%を超える比率で運営している。

ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考えのことで、同社では、女性社員比率を40%、女性役職者2名以上の店舗を「ダイバーシティ店舗」としている。2015年9月の「マルハン茨島店」(秋田県秋田市)を皮切りに、現在では全国5店舗を「ダイバーシティ店舗」として運営。意図的に女性社員比率を高めることで、異なった視点によるこれまでにない提供価値の創造や、女性社員が主体的に行動を起こしやすい環境を作ることで、新たな女性役職者を育成することを目的としている。

「マルハン梅田店」で働く従業員は店舗のダイバーシティ化に対して「女性従業員が多いことでホールの雰囲気が和やかになり、お客様にとってより居心地の良い空間につながっている」「時短勤務や変形労働などさまざまな働き方を取り入れることで、ワークライフバランスの充実を図り、従業員が力を充分に発揮できる環境となっている」「女性ならではの視点と男性従業員の視点をかけ合わせることで、新しいアイデアが生まれている」といったメリットを挙げた。

同社では2020年に女性役職者比率を5%とする目標を掲げており、引き続き女性活躍推進に取り組んでいく方針だ。

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