日電協(佐野慎一理事長)ではこのたび、遊技業界による大衆娯楽としての社会との共生を実現するため、2018年度以降、2021年まで継続的なパラ・スポーツへのサポートの実施を決定した。
内容は、車いす陸上競技選手の3名(松永仁志さん、佐藤友祈さん、生馬知季さん)によるチーム「グロップサンセリテ ワールドアスリートクラブ」と、走り幅跳び選手の中西摩耶さんをサポートするというもの。
「グロップサンセリテ ワールドアスリートクラブ」は「岡山から世界へ!」を合言葉に、車いす陸上競技選手を雇用、育成し、障がい者スポーツを通じて、地域社会に貢献することを目的としたチーム。国内外のさまざまな大会に出場し、メダル獲得を目標に活動している。
中西摩耶さんは、元々はソフトテニス選手で高校時代にはインターハイに出場するほどの実力者だったが、2006年に勤務先の事故で右膝から下を切断。2007年以降、陸上競技に転向し、100m、200mで当時の日本記録を樹立。さらに2016年には走り幅跳びでアジア記録、日本記録を3度更新した。現在、「2020年東京パラリンピック」での金メダル獲得に向けてトレーニングに励んでいる。
グロップサンセリテ ワールドアスリートクラブ
中西摩耶さん