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日工組・筒井理事長らが、新規則パチンコの開発状況を説明

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余暇進笠井聰夫代表理事313都内千代田区の在日本韓国YMCA アジア青少年センター」で第169回理事会ならびに3月度部会を開催した。

部会は2部制で行われ、第1部では会員プレゼンテーションとして、㈱スリーストンが遊技台取付・取外パーフェクトシステム「マジか」を、㈱ビジョンサーチ社がホール専用セキュリティシステム「AIセキュリティ」を、それぞれ紹介した。第2部では日工組の筒井公久理事長、渡辺圭市技術担当理事が「新規則に基づくパチンコ遊技機の開発動向等」を演題に、本年2月1日施行の改正遊技機規則(以下、新規則)に基づく遊技機開発の状況と今後の見通し等について講演した。

第2部の冒頭、挨拶を兼ね登壇した筒井理事長は規則改正に至るこれまでの経過について「一昨年末にIR推進法が可決し、昨年3月にはギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議から論点整理が示された。私ども遊技機の製造業者に対しては、射幸性の基準の見直しと、出玉情報が容易に監視できる遊技機の開発・導入といった2つの大きな課題が投げかけられた」と説明。また、新規則のもと開発されるパチンコ遊技機は「新規則での特徴のひとつである設定付きパチンコ遊技機の持ち込みを始めている。私どもとしては新規則に基づく遊技機をしかるべきタイミングで社会にアピールするべく、広報活動を現在企画中である。遊技機製造業者として、知恵と工夫を総力した魅力ある遊技機の開発に努めていく」と語った。

続いて渡辺理事が、新規則下におけるパチンコ遊技機の基本性能等について解説。大当たり1回の出玉量が減ったことを示したほか、日工組の取り組みとして新規則による型式試験から、タイプ分類別の固有の記号を付加すること、性能表示モニタを新たに搭載していくことを伝えた。さらに、出玉情報を第三者が把握できる仕組みをもった管理遊技機の実現に向けた取り組みを進めているとしたうえで、「市場に出る際には、あらためて呼称の変更を考えている。市場に受け入れられるためにも遊技客、ホール、メーカーにとって魅力的である必要があるだろう」と私見を述べた。

一方、同協議会で事前に用意したパチンコ遊技機開発に関する質問事項に対する回答の中で、遊技機価格や重量の問題、枠の共通化といったホールからの改善要望については「部品の共通化など規格の統一が必要で、重量についてもその範囲の中での競争になれば自ずと改善されると考えている。管理遊技機の普及と相まって実現されることを望みたい」と、各メーカー対応の案件としながらも、価格や重量問題はメーカーにとっても改善すべき課題であるとの認識を示した。

この他、将来の遊技機規則の改正に向けた取り組みといった問いに対して、渡辺理事は日工組としては未定事項ながら「旧規則機が市場から無くなるタイミングで一度要望を出したい考えはある」と述べ、管理遊技機のより有効活用に向けた機能拡張の部分や、射幸性とは一線を画した遊技性向上のために必要と考える部分の規則の見直しを求めていきたいと話した。

日工組 筒井公久理事長

日工組 渡辺圭市技術担当理事

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