販売台数増、販管費圧縮で営業損失改善/フィールズ

フィールズ㈱(繁松徹也代表取締役社長)は11月9日、平成30年3月期第2四半期の決算を公表。

第2四半期累計(平成29年4月~9月)の連結業績は売上高352.1億円(前年同期比32.1%増)、営業損失27.8億円(前年同期は営業損失62.7億円)、経常損失32.8億円(前年同期は経常損失68.2億円)となった。

同社は期中、9月末で販売期限を迎えたパチスロ5.5号機の販売に注力。大手メーカーとの新たなアライアンスや販売支援等を展開し、「パチスロ 逆転裁判」(エンターライズ製)、「ぱちスロ アベンジャーズ」(オッケー.製)、「戦国パチスロ花の慶次~天を穿つ戦槍」(エキサイト製)など15機種、6.9万台(前年度同期比4万台増)を販売。パチンコ機は新規タイトルの販売を行わなかったため3.0万台(同1.4万台減)に留まったものの、遊技機販売台数は9.9万台(同2.6万台増)となった。

営業損失が改善した理由については、遊技機の販売台数が前年同期を上回ったことに加え、継続的に取り組んでいる経営効率化により販管費が減少したことによるものと説明している。

なお、通期連結業績予想は平成29年5月9日発表の「平成29年3月期決算短信」より変更はなく、売上高820億円~850億円、営業利益10億円~20億円を予測している。

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