佐賀県遊協(新冨和紀理事長)は10月13日、傘下組合員ホールに対し、有名人の招致及びライター取材等に関する広告宣伝に回数制限を設けることを伝えた。
同県遊協内で決めた内容は、「有名人等の招致(ライター取材、雑誌取材、キャンペーンガール来店等を含む)及び新聞折り込みチラシによる広告宣伝は月2回以内とする」「招致する場合は、1週間以上、間隔を空ける」「著しく射幸心をそそる広告宣伝はしない」の3点。11月1日から運用を開始する。
有名人の招致やライター取材に関する広告宣伝は、全国的に行政指導が厳しくなる傾向にあり、地域によっては、事前告知が禁止されているところも存在する。
10月11日に行われた佐賀県遊協の臨時理事会では、行政担当官が規則改正に伴う検定機の認定申請の説明を行うとともに、広告宣伝の現状について「これまで再三、具体的に指導した。まだ県内で“連日のライター取材”が行われている。一部のホールが行っていることかもしれないが、極めて憂慮すべき事態」と苦言を呈し、健全な範囲で広告宣伝を行うよう組合側に対応の検討を求めていた。