㈱ダイナム(藤本達司代表取締役)は9月20日、会員情報登録支援システムの特許を取得したと発表した。
同システムはパチンコホールなどの会員向けに開発されたアプリケーションで、タブレットのカメラ機能とOCR(光学式文字認識)機能を活用し、運転免許証をはじめとする様々な身分証明書から読み取ったデータを安全かつ効率的に会員情報として登録する点が特徴。さらに、スキャン時に18歳未満・重複の自動判別を行うため、重複会員や18歳未満の入会を未然に防ぐことができるという。
同社は特許取得の理由について「お客様へのサービスを向上し個人情報を保護する上で、手書きを排除し完全データ化することが必要不可欠と考えた」と説明。また、18歳未満の誤入会を完全防止するなど法令遵守にも資するこの仕組みは、業界の健全化に貢献するものとして、他ホール向けのサービス化が検討されていることを明らかにしている。