ユニバ、ロイター報道に対し「そのような事実はない」

㈱ユニバーサルエンターテインメント(富士本淳代表取締役社長)は9月15日、ロイターの「EXCLUSIVE-ユニバーサル元会長、HDの代表復帰を宣言」という記事の内容について「そのような事実はない」とするリリースを発表した。

リリースでは、同社元取締役会長の岡田和生氏が同社の非上場親会社である「Okada Holdings Limited」(以下、OHL)の代表や取締役に復帰し、同社に対して適法に臨時株主総会の招集請求を行ったとするロイターの報道に対し、「当社がOHLの取締役と認識している高田誠氏および石田敦信氏に対して照会したところ、OHLの株主間における議決権行使の委任を含め、岡田和生氏が適法にOHLの過半数の議決権を獲得し、保持している事実はなく、同氏がOHLの代表や取締役に復帰した事実はないという回答を得た。また、法律上、有効な当社の臨時株主総会の招集請求を受けた事実もない」と完全に否定している。

同社は「特別調査委員会から平成29年8月29日に提出された、調査結果を厳粛に受け止め、専門的かつ客観的な立場からの調査結果を真摯かつ厳粛に受け止め、調査結果及び同委員会から提言された再発防止策をふまえ、今後、具体的な再発防止策を策定のうえ、実行していく」との考えを示している。

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