作業所で働く障がい者を複合施設に無料で招待――プローバグループ

プローバグループ(平本直樹代表取締役)は12月9日、同社が運営する広島市安佐南区の複合施設「フィエラ ディ プローバ」にて「障がい者ふれあいフェスティバル」を開催。共同作業所全国連絡会広島県支部傘下の作業所から障がい者、引率者など約100名を招待した。

「障がい者ふれあいフェスティバル」は、同社が企業理念として掲げる「3つの満足」の一つである「地域社会の満足」を追及する活動の一環で、普段パチンコやゲーム機などに触れる機会の少ない障がい者の方々を無料で招待し、遊技体験を通して健常者と障がい者の方々と交流を図ることが目的。1996年にスタートし、今回で19回目となる。

イベントに先立って催されたオープニングセレモニーで、平本直樹代表取締役は「短い時間ではあるが皆様に楽しんで頂けるよう、最大限のおもてなしをさせて頂く。日頃の疲れを癒して下さい」と挨拶。続いて、お土産目録の贈呈式が行われ、NPO法人フォルツァプローバと広島県アミューズメント施設営業者協会が共同作業所全国連絡会広島県支部に対し寄付金と車いすを寄贈した。

遊技体験では、参加者は3つのグループに別れ、それぞれパチンコ、ゲーム、ボウリングを順番に体験。同社のスタッフは遊技の説明や遊技のサポートを通じて参加者と交流を深めた。イベント終了後には、参加者全員にお菓子のお土産がプレゼントされた。

また、3年前から共同開催している広島県アミューズメント施設営業者協会のスタッフが運営のサポートを行った。

-業界ニュース
-