日遊協(庄司孝輝会長)は7月20日、都内中央区の本部会議室にて第2回定例理事会後の記者会見を開催。
会見では主に、規則改正案について質疑が集中し、出席した堀内専務は「賞品最高限度額の据え置き、3分の7倍を要望した1時間での出玉上限規制が2.2倍になった事は大きな成果だと考えている」と、日遊協が6月30日に提出した改正案に対する要望の一部が受け入れられたことを報告。また、庄司会長は「今回は依存症の対処案としての規則改正。しかし、因果関係や関連データが無いにもかかわらず射幸性を抑えるということは果たして依存症対策になるのかと言われてみると違う気もする。依存症との因果関係を証明するには科学的データや、第三者機関の立ち上げが必要」と言及した。
警察庁より要請されている自己申告プログラムの拡充状況については、今後の課題は引き続き家族からの要望申請を受け入れられるシステム作りだとし、理事会では現状を報告。7月19日時点でのシステム導入店舗は1,571件だとした。