㈱ユニバーサルエンターテインメント(富士本淳代表取締役)はこのほど、不正資金流出に関し、特別調査委員会が同社に提出する中間報告書について、当初予定の6月30日目途が困難になったことから変更すると発表した。
6月8日と6月19日に同社が公表した通り、同社取締役会長の岡田和生氏が関与した不正の疑いのある行為が発覚。6月8日付けの同社リリースでは、この件を調査するため外部専門家で構成する特別調査委員会を設置するとともに、同委員会による中間報告書を6月30日目途で同社に提出する予定としていた。しかし、その後、不正の疑いのある行為が3件に増えたこと、その全てが海外で発生していることから、調査に時間が掛かることを踏まえ今回、提出日を変更する判断に至った。
同社では、調査結果の提出時期は未定としながらも、調査状況を逐一確認し開示すべき事項は開示する方針としている。
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