日遊協(庄司孝輝会長)は5月18日、都内中央区の本部会議室にて第1回定例理事会後の記者会見を開催。
会見では主に、パチスロ高射幸性機の自主撤去の見直しについて質疑が集中し、庄司会長は「今は日電協と全日遊連が協議中であり、その結果を踏まえて6団体で対応していく。各団体の主張もあるので落としどころは分からない。意見を集約していかなければ難しいだろう」と言及した。また、協議結果の提出期限については「6月末から7月半ばあたりに応えを出さざるを得ないだろう」と述べ、5月22日の依存問題対策推進会議で6団体が会合することからも、この問題の協議がなされる予定だとした。
また「自己申告プログラム」の改善策については、家族からの要請があった場合の対応等をPTで検討中であると現状を説明。会見に出席した伊東常務理事は「技術的な問題もあり、ある程度時間がかかるだろう。家族であることをどう証明するのかといった問題や、届けられてもすぐに受理するわけにもいかないというのもある。社会的な要請ということもあり検討はしているが、なかなか難しい問題である」と述べ、長期戦でこれらの課題解決に取り組む姿勢をみせた。