兵庫県遊連青年部(米田邦広部会長)は5月10日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸において第42回定時総会を開催。
米田邦広部会長は冒頭の挨拶で「私たち業界が幅広い年齢層のファンを獲得し、業界が目指す『安心して遊べる身近で手軽な大衆娯楽』としての基盤を確立していくために、一致団結して、法を遵守し、健全化に向けた努力をしなければならない」と述べ、組合活動に対する理解と協力を呼び掛けた。また昨年12月に成立したIR整備推進法についてふれ「パチンコはギャンブルと一線を画す遊技であり、国民から愛される大衆娯楽としての位置づけを明確にしなければならない」との考えを示し、「のめり込み問題」対策への強化を喫緊の最優先課題だとした。
総会は会員総数31名中25名の出席により成立。議案審議では事業報告、決算報告など全4議案が審議され、全て滞りなく承認を受けた。
来賓祝辞では、兵遊連の岡本芳邦理事長が登壇し、「機械に依存し過ぎない営業を」「悲観的に備えて楽観的に乗り切っていこう」とのメッセージを送ったほか、兵庫県遊協顧問の末松信介参議院議員、兵庫県警察本部生活安全部生活環境課の千代延顕司課長からの祝辞が代読された。
総会後には、㈱サトーカメラの専務代表取締役であり日本販売促進研究所の代表取締役の佐藤勝人氏による記念講演が行われ、「日本でいちばん楽しそうな社員たち」をテーマに独自の人材育成法について語った。