㈱アサヒディード(板倉孝次代表取締役)は3月5日、大和川クリーンアップ大作戦(主催:大和川再生協議会)に参加。同社の従業員とその家族計21名が、大阪市と堺市の間を流れる1級河川「大和川」で清掃活動を行った。
「大和川クリーンアップ大作戦」は、毎年3月の第1日曜日に大阪府下・奈良県下の大和川水系に係る市町村が関係する川岸にて行われる一斉清掃。今回は大和川側の川岸でゴミの多い河口部付近で行われ、穏やかな日差しの中、参加者は川沿いに散らばり一人ゴミ袋2~3個分のゴミを集めた。
大和川の水質は、平成17年から3年連続して、全国の国が管理する一級河川の中でワーストワンになるなど、ワーストランキングで常に上位にあったが、下水道整備や合併処理浄化槽の普及などの生活排水対策の推進により、平成20年以降、本川の8箇所の測定地点全てで環境基準を達成。さらに、水質改善の取組みにより平成22年、23年には、国が管理する一級河川の中で、「過去10年間で水質が大幅に改善されている河川」で全国第1位になるなど、水質の改善が進んでいるという。