関西遊商(草加和徳理事長)は1月24日、大阪市中央区のホテル日航大阪において平成29年代表者研修会及び新年祝賀会を開催した。
冒頭、挨拶に立った草加和徳理事長は、昨年4月に施行された新流通制度、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機の撤去・回収といった昨年の出来事を振り返り「組合員の責務がこれまで以上になったが、皆様の協力により対応することができた」と組合員に対し感謝の言葉を述べたほか、「業界はいまだ追い風を受ける状況にはないが、少しでも風をおこせるよう努めていきたい」と抱負を語った。
研修会では、総務委員会、機械対策委員会、セキュリティ委員会、社会貢献・環境対策委員会が活動報告を行った後、全商協の中村昌勇会長が「組織と展望について」、回胴遊商の伊豆正則理事長が「業界の現状と今後について」をテーマに講演した。
その後、会場を移して新年祝賀会を開催。関西圏の遊協組合をはじめ回胴遊商、日遊協近畿支部の関係者らを招き、盛大に新年を祝った。大阪府遊協の平川容志理事長は「今年はパチンコ遊技の依存問題が政府主導の依存症対策法案と絡んで大きくクローズアップされ、それに伴う業界バッシングが懸念される。このような厳しい環境だからこそ我々業界人は一丸となってファンから多くの支持を得るための努力を怠ってはならない。パチンコは大衆娯楽であり日本独自の文化であるという自負を取り戻すために皆様の協力をお願いしたい」と語った。