街頭犯罪の撲滅に協力/大阪府遊協「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン」

大阪府遊協(平川容志理事長)は10月5日、恒例となる「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン」をスタートした。

同キャンペーンは、車上狙い・ひったくりという街頭犯罪の撲滅を目的に、平成18年度にスタートした社会貢献活動。当初はひったくり防止カバーの寄贈だけだったが、平成20年度からは大阪のひったくり発生件数が全国ワーストワンとなっていることから、街頭に出て直接府民に被害防止を訴え、ひったくり発生件数の減少に貢献してきた。また、同組合の社会貢献活動をPRするため「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン隊」を組織し、府下の各警察署等と連携して、キャンペーン活動を展開している。

今年は10月19日までに大阪府下の西、浪速、平野、摂津、豊中、泉佐野、富田林、四条畷の計8カ所でひったくり防止カバーの無料配布をはじめ、所轄警察署の防犯担当者によるひったくり防止等の指導を行った。また、今年は特殊詐欺の防犯活動も実施した支部もあった。

10月11日、キャンペーン隊は大東市の大東市立市民会館で催された「全国地域安全運動 みんなで力をあわせて安全・安心まちづくり市民大会」に参加。同市民大会では、大阪府警生活安全指導班による特殊詐欺被害防止の防犯教室のほか、四条畷警察署の1日警察署長の命を受けた隊長のタレント・タージンさんが講演し、車上狙い、ひったくりなどによる被害防止を訴えた。その後、駐車場に場所を移し、会場を訪れた地域住民にひったくり防止カバーの配布・取り付けを行った。

同組合では期間中に2万5,000枚のひったくり防止カバーを配布予定。これにより、ひったくり防止カバーの累計製作枚数は29万8,500枚となる。

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金森浩年副理事長(写真左)とキャンペーン隊の隊長を務めるタージンさん(写真右)

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