青年部の特色を生かした社会福祉貢献活動を推進――兵庫県遊連青年部会

兵庫県遊連青年部(北本幸寛部会長)は5月8日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸にて第40回定時総会を開催した。

冒頭の挨拶で北本幸寛部会長は「業界の信頼を損なわないため、コンプライアンスを遵守し、一人一人が原点に立ち返り、真の大衆娯楽として、業界が社会的に果たす役割について理解を深める必要がある」と遵法営業を呼び掛けた。また、青年部の特色を生かした社会福祉貢献活動を引き続き推進していくとの方針を示し、その一環として本年12月に「第6回はぁ~とふるふぁんどフェスタ」を実施するとした。

議案審議では、平成26年度事業報告及び収支決算の件、平成27年度事業計画・収支予算計画の件など3議案が上程され、全て滞りなく承認・可決された。なお、総会は会員総数32名中24名(委任状出席含む)で成立した。

来賓祝辞では、兵庫県遊協顧問の末松信介参議院議員、兵庫県警察本部生活安全部生活環境課の西島恒夫課長らが登壇。末松参議院議員はこのほどIR法案が国会提出されたことを受け「参議院の政策審議会で勉強会を開催したところ、7:3でカジノ反対の議員が多かった。総理はじめ官邸は賛成だが、多くの国会議員は躊躇している」と、国会内での実情を語った。

西島課長は「青年部会の皆様は業界の将来を担う貴重な人材。この総会は40回目であり、それだけ歴史と伝統があるわけで、それをしっかりと継続してさらに発展して欲しい」と述べた。

総会後には、脳科学者の中野信子氏を招き記念講演を行った。

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