一般社団法人大阪福祉防犯協会（高智茂会長）は5月22日、大阪市中央区の大阪シティプラザにて平成26年度基金寄贈式を開催した。
基金寄贈式の冒頭、高智茂会長は「ここ数年、入会企業が増えており、来年は寄贈金額を倍増できるのではないかと期待している。来年はうれしい報告ができるよう頑張っていきたい」と挨拶。その後、高智会長は寄贈先団体の代表者一人一人に目録を手渡した。これ対し、寄贈先団体を代表して社会福祉法人「愛徳姉妹会 聖家族の家」の中田浩施設長が「浄財で子どもたち一人一人に自転車を買わせて頂いた。大切に使わせて頂く」と謝辞を述べた。
同協会では平成15年の設立以来、毎年基金寄贈を実施。13回目となる今回は10つの社会福祉法人と大和川再生協議会の計11団体に総額850万円を寄贈。これにより累計寄付金額は1億1,954万円に上り、寄贈団体は延べ131団体となった。
基金寄贈式に先立って開催された定時総会では、上程された議案は全て滞りなく可決。任期満了に伴う理事再任では、高智茂現会長を再任した。また、大阪府警察本部生活安全部保安課の中尾太課長補佐による行政講話が催され、大阪府下の犯罪情勢等について話した。
