サミーは2月12日、パチンコ新台「Pゾンビランドサガ」(型式名:PゾンビランドサガSCPC)を発売すると発表した。「ゾンビランドサガ」は佐賀県を舞台にゾンビとして生き返った7人組のローカルアイドル「フランシュシュ」の活躍を描いたアニメ作品。2018年に第1期が放送されるや「ゾンビ×アイドル×佐賀県」という異色のコンセプトで注目を集め、2021年に第2期がTV放送、2025年には劇場版「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」が公開が予定されている。同作品初のパチンコ化となる本機は、遊びやすいライトミドルタイプのLT(ラッキートリガー)搭載機で、業界初となる”10R比率が増加する”スペックが特徴となっている。
■基本スペック
・大当たり確率 約1/159.8
・サガRUSH/サガRUSH LTチャンス大当たり確率 約1/71.4※1
・七福ヘドバンRUSH大当たり確率 約1/36.6※1
・RUSH継続率 約76%※2or約89.4%※3
・ST回数 90回or10,000回
・賞球 1&6&3&15&1
・ラウンド 3Ror4Ror10R※4(上アタッカー:9C・下アタッカー:10C)
・出玉 405個or1,215個
※1 大当たりと図柄揃い小当たりの合算
※2 継続率は残保留込み
※3 LT継続振り分け(約87.8%)+残保留4個(約12.8%)での引き戻し確率の合算
※4 10R:右打ち中に特図2の大当たり(約1/159.8)に当選した場合は9R(1,215個)となる
通常時はまず振り分け50%の「サガRUSH」(ST90回)突入を目指す。「サガRUSH」中は10R大当たりの約1/3で「サガRUSH LTチャンス」に移行し、さらに「サガRUSH LTチャンス」中は10R大当たりの約1/2で移行するLT「七福ヘドバンRUSH」を目指す、というのが基本的なゲームフローとなる。
注目は下位RUSHから上位RUSHへと段階を経るごとに増加する10R比率。通常時の大当たりはすべて3Rだが、「サガRUSH」中は大当たりの振り分けが10R:約60%、4R:約20%、リスタート:約20%、「サガRUSH LTチャンス」中は10R:約80%、リスタート:約20%、そして「七福ヘドバンRUSH」中は10R比率が100%になる。
「七福ヘドバンRUSH」までの道程は一見、険しそうだが、「サガRUSH」と「サガRUSH LTチャンス」はどちらもST90回転で継続率が約76%あり、前述のとおり10R比率もアップしモードアップしやすくなっていくので、ヤレル感は十分と言える。なお、「七福ヘドバンRUSH」ではループタイプとなり、継続率は89.4%だ。
気になる演出はというと、「サガRUSH」中はパフォーマンス成功で大当たりとなる「ライブモード」とフランシュシュ登場で大当たりとなる某ホラーコンテンツをオマージュした「ホラーモード」の2つを搭載。「ライブモード」中は原作にも登場した楽曲をふんだんに使用したライブパフォーマンスSPリーチはもちろん、ガタリンピックリーチ、口上リーチなど、原作ファンなら思わずにんまりしてしまう演出を多数搭載。「七福ヘドバンRUSH」中は「フランシュシュ」メンバーそれぞれの個性を活かした大当たり演出が用意されている。
4月中旬より全国ホールに順次導入開始予定。