●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若388
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!ここ最近、パチンコの情報収集もまともにしていない…パチンコライター兼元パチンコ店長のCRAナカムラでございます。
本日は「教えて!パチンコの色々な謎」と題しまして、パチンコ関連の「そう言えばコレってなぜ?」とか「こういう噂は本当なの?」みたいな、打ち手の皆様からの疑問にでき得る限りお答えしちゃいましょう!という完全思いつき企画。とりあえず1回やってみましょう!
【パチンコってなぜ1玉4円が上限なの?】
はい良い質問ですね(自作自演)!これはですね、ズバリ法律でそう決まっているから。
「虎はなにゆえ強いと思う? もともと強いからよ」的な、元も子もない答えなんですが…そうなんだもん仕方ないじゃん。
1978年に3円から4円に引き上げられてから、消費税の関係で多少上方修正されたが、基本的にずっと4円が上限となっている(下限は無し)。
で、ここからが本題なのだが…玉単価とは別に「1分間に最大400円まで」という規定もあり、これはパチンコとスロット両方に適用されている。これと玉単価の上限を合わせると、打ち出しスピードの上限は100発/1分で400円となり、スロットは400円を超えないように4.1秒のゲーム間ウェイト機能がある。
なのでパチンコの打ち出しは決して100発/1分を超えないように作られており、今でも地域の所轄によっては、新台検査の際に上皿に100発ちょうどの玉を入れ、盤面の穴は全て綿花等で塞いだのち…腕時計で時間を計りながら打ち出し、1分ちょうどで玉が無くなるかをチェックするといった事も珍しくない。
ででで、パチンコの打ち出しスピードが100発/1分である理由は上記の通り「400円/1分を超えてはいけないから」であり、決して打ち出しスピードそのものが明確に法で縛られているワケではないのだ。
( ゚Д゚)という事はっ!
そう!そうなのよ!賢明な読者諸兄の中には、もうお気付きの方がいらっしゃるのではなかろうか。
どうにかして絶対に1円にしか設置できない台としてなら、400発/1分の打ち出しスピードも可能!0.2円なら2000発/1分といったバケモノパチンコもできてしまう。まぁ、一瞬で盤面が銀色に染まって、にっちもさっちも行かなくなってしまうのは容易に想像できるんだけどNe☆
ちなみに払い出しに対する規則は現行のままなので、最大10ラウンド×10カウント×賞球15の1回1500個上限で変わらない…んだけど、そんだけ打ち出せばオーバー入賞しまくって1回5000個くらい出そうな気がするwwってか、1回アタッカー開いたらもう物理的に閉じれないかも。
うん、0.2円とか極端過ぎる例は置いといて、実際に1円の400発/1分くらいなら打ち出しモーターの問題もゲーム性の問題も、試行錯誤しながらで面白いのができるんじゃない?どうよ?
パチンコに新しい道を拓いたような気になっているが…たぶんと言うか間違いなく「絶対に1円にしか設置できない仕組み」を構築する事が難し過ぎるので、所詮戯言になってしまう悲しさよ。
メーカー組合とホール組合が結託して、宣誓書を警察に提出するような仕組みを作れたら…ワンチャンあるかも…しれない。
はい。なんか後半は超脱線してしまいましたが、来週もこの流れで行く予定でございますので、ワタクシのX(旧ツイッター)の方へ質問やネタをヨロチクビ。
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。