●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若380
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!今週も張り切って、昔話に花を咲かせるオッサンのコラムにお付き合いくださいませ。前回は前置きが長くなり過ぎて、本編が一瞬で終わってしまったんですよNe☆
ってことで、このまま本題に入りましょうそうしましょう。
大学生という立場でありながら、朝からエキサイトと綱取物語のモーニング取りに明け暮れ、そのまま夕方まで粘ったりバイト(パチンコ屋)に行ったり…とにかく生活の95%がパチンコに支配されていた輝ける青春。当然のように大学は卒業不可となるのは必然であったのだが、それはまた別の話である。
当時アルバイトしていたホールはけっこうな繁盛店であったが、ある日突然…かなり近距離な場所にライバル店がグランドオープンするという話が舞い込む。
店長とかいう立場なら全然違うのだろうが、何せ当時はお気楽なバイトなので、
( ゚Д゚)うぉぉ!やったぜっ!
なのである。張り切りまくって並んだグランドオープン初日、順番的には主力のCR機も狙える位置にいたのだが、当時はどこのホールも爆裂CR機と現金機の権利モノや時短の付いたフィーバー機が混在している状況で、散々悩み抜いた末に仲間内4人で出した結論は…現金機のナナシー!
グランドオープンの短時間営業において、いくら調整が良くても1/400前後…さらに確変突入率1/3のCR機では結果が出にくいという玄人的思考。さすがである。
入場が始まると、ほぼ全員がCR機とスロットに走る中、悠々とナナシーに4人並んで座るナカムラ御一行様。全8台が開店直前まで全台埋まらないナナシーであったが、見た感じではスタートも右も「さすがグランドオープン!」な調整で、
( ゚Д゚)これはイケるでぇ!
1/150という破格の大当たり確率で2400+αな出玉。ブン回れば、これほど勝利が安泰な機種も珍しい。ちなみに持ち玉ルールは1回交換(42玉)ではあるが、この調整なら大丈夫なはず。
そしてついにオープンの時間、一斉に打ち出し開始!見た目の通りブリブリ回る!これはもらった!仲間4人のうちまず1人が即当たりで、連チャン(大当たり中の重複大当たり)ならずも2500個、続いて当たったヤツもキッチリ2500個。機種説明が遅れたが、この機種は通常時1/150の抽選に当たると即右打ちして電チューに入賞させるのだが、この電チューに入賞1玉につき下の電チューが連動して開いて約500個の出玉。これを5回(1+保留4個)繰り返して2500個+オーバー入賞分となる。さらに連動を5回繰り返している内に、右にも付いているスタートチャッカーで当選(これも1/150)すると、最初に入れる電チューの残り保留がフル充電されて再度当選の時点からプラス2400個になる。少々分かり辛いかもしれないが、大当たり終盤で電チュー保留がゼロになった時点で再当選すれば最大5000個近く出る反面、序盤で再当選しても3000個ほどで終わる事もしばしば。とにかく再当選はタイミングが大事なのだ。
開店から20分ほど経ち、ナカムラ本人はまだ当たりを引けていないが、3人目が大当たり!
( ゚Д゚)ボクだけまだ当たらんww
だが、ここでついに3人目が再当選を獲得!タイミングは中盤だったので、予測的には4000個ほどになる見込み。やったじゃん!
当然だが再々当選や再々々当選もあり得るのだが、確率的に相当薄い。3人目の当たりは想定通り4000個ほど(4000個箱満タン)となり、交換のためにコールランプを押してスタッフに箱を運んでもらう事となる。
そして到着したスタッフが交換のために箱を持ち上げようと、両手を箱にかけた瞬間…
(スー_ー)「これは大当たり無効です!」
と言い出す。
( ゚Д゚)はぅ???
横で聞いてて「なんじゃそりゃ?」な展開で、本人に代わってナカムラがどういう事か聞くと…
つづく
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。