【コラム】姫路サルーンのお話から始まる、裏モノ体感記(ほんとに完結編)。／CRAナカムラ

●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若353
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ！また今週もやって参りました、謎のオッサンが東北からぱちんこ愛を叫ぶコラムのお時間でございます！色々と時事的に語りたい事もありますが、まだ今回は続きモノがありますので…このまま本題にヒャッフゥー♪

ナカムラ少年が新装開店でパチンコを取れず、スロットに流れ着いて偶然座った新台…それがトライアンフ(タイヨー)だったのだが、ノーマルしか無い店に突如入ったバッキバキの裏モノだという事実に気付いた頃にはもう後戻りできず、財布の中に23000円もあった大富豪状態(※本人比)から残り2000円まで一気に吸い込まれ…半泣きどころかマジ泣き一歩手前。垂れる鼻水と若干の失禁は御愛嬌である。

と、そのタイミングで横に座っていた大柄のオッサン(熊)から…

(オーー;)「お！やっと来たな！兄ちゃん！」

とのお声掛けを頂き…本人はサッパリ分かっていないが喜び勇んで7を狙う！

( ﾟДﾟ)てやぁーっ！BARはヤメテ！

その願いが見事に通じ、中段に赤いVVVが降臨！ひゃっはー！

がっ！すぐ(6ゲーム)に終わってしまい、それもBARだった事を知る。

( ﾟДﾟ)なんでやねん！別の黒いBARあるやんけ！

上げてから落とされるのは非常に辛い。残り2000円から奇跡の生還かと思わせておいて、100枚くらい貰って終了。まさに屁のツッパリである。

意識が朦朧とし始めながら数ゲーム、クレジット内で無造作に止めたリールにまたVVV。

( ﾟДﾟ)！！！

まわりは皆BIG連ばかりだけど…もしや自分だけREG連バージョンなのか!?　それならそれで構わないが、とにかくコインを吐き出せコンチクショー！

そしてここからですよ、パチンコの神に愛されパチンコに青春を捧げた漢がその真価を発揮する！ほぼクレジットが切れる事が無いまま7が揃いまくるっ♪これぞ裏モノ！ブラボォー！

気付けば、このトライアンフコーナー全8台が大箱(パチンコの4000個箱)を使う爆裂ぶり。色々教えてくれた横の熊も喜色満面で大箱2個めに手をかけている。ありがとうを込めた冷たい缶コーヒーを渡し、それを受け取った熊が右手でそれを少し掲げつつ笑顔の会釈。これが今や絶滅したパチンコ屋のコミュニケーションだったのだ。

台に向き直り、トライアンフのシマで一番出遅れはしたが…猛爆猛追状態に入った神童はさらに7が揃い続ける！

( ﾟДﾟ)これ何枚出るねん！

大絶頂である。身体中から色んな汁がほとばしる青少年。

もはや終わる気配がない連チャンで、こちらも大箱2個(サラ盛り)になり…エクスタスィーが止まらない。

そこからもトライアンフ8台は狂ったように出続けるのだが、特に1番出てる角台は「ずっと1G連ですか？」ってくらいブッ壊れモードになっている。

( ﾟДﾟ)ほへぇーー

だが！突然そのお祭りに終焉が告げられる。

マイク「はい誠に残念ではございますがぁー…」

この頃はどこのホールでもたまーにあった事だが、予定よりめっちゃ出てしまうと突然「はい閉店！」という暴挙が許されていた。

当然ホール内は大ブーイングになるけども、最終的には閉店は閉店である。閉店補償もあったりなかったりで、プチ暴動に遭遇した事もしばしば…。

この時は真っ先にトライアンフが止められ…たぶんまだ連チャン中のナカムラ少年も、後ろ髪を引きちぎられる思いで計数に向かう。この時の枚数は今でも忘れもしない7600枚。当時の大阪統一レートでちょうど余り無しの、

( ﾟДﾟ)じゅうまんえーん！