【コラム】「日電協・日工組公認の不正遊技対策課」がご来店された話(完結編の後編)。／CRAナカムラ

●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若349
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ！もう6週目に突入した今回のお話、今週こそっ！今週こそは必ずキッチリグランドフィナーレ！にしたいので、このまま本題へGOでございます。

スーパーパワハラ店長が妙なオッサン達に引っ掛かり、ドタバタした日々が続いたが…なんとか追放に成功したのも束の間、我慢に我慢を重ねていたナカムラ青年とミスターパワハラが衝突し、日頃から吐いてらっしゃる「俺一人でも店は回せるんじゃ！辞めたきゃ辞めろ！」という言葉を尊重して、

( ﾟДﾟ)ほなさいなら〜

今までの残業と超過出勤の精算をヨロチクビして、祝卒業♪

他社員も、パワハラキングとのクッション役だったナカムラが去るのならと、ほとんど散り散りにFly Away。

と、いうのも…実はちょっと前から転職活動を開始しており、既に店長としてのオファーを手にしていたのでちょうど良かったのだ。

そしてそして、話はその新しい店舗に着任して1年ほどしてから…に飛ぶ。

( ﾟДﾟ)今日も平和だ。

過疎店から地域一番の座を揺るぎない状態にし、社長から全幅の信頼を勝ち取ってけっこう好き放題させてもらっていた最中…看板カウンター嬢の茂子(60歳超)から

(茂・∀・)「店長〜！お客さんが店長呼んでるで〜」

と呼び出され、カウンターまで行くと、怪しげなオッサンが2人お待ちかね。

( ﾟДﾟ)……んん？

はい！賢明な読者諸君はもうお気づきだろう。紛れもなくあの時に「グッジョブ！」して去って行った「日電協・日工組公認の不正遊技対策課」のオッサン達である。

状況は瞬時に理解できた。つまりは新たにこの店に入り込もうとしているのだwwアホだww

ただ問題は、ナカムラの顔を覚えているかどうか！その1点！覚えられていたら遊べないからww

とりあえず相手の出方を伺うため、何も知らないフリで話しかける。

( ﾟДﾟ)「はいはい何の御用でしょー」

すると、いつぞやの時のように色んなメーカー社長の名刺を数枚見せてきて、

(怪･ω･)「実はワタシら、にちで…」

( ﾟДﾟ)「知ってる知ってる！フセーユーギタイサクカ！」

一瞬怯んだオッサン達がナカムラの顔を見返してきたが、すぐには分かるまい！だって1年前より10キロ以上太っているのだ！えっへん！

そのまま事務所へご案内して話を聞こうとするが、やたらと「前にお会いしたことありましたっけ？」を連発するオッサン×2。そりゃあ向こうからしたら、最初からネタバレしてる相手とは絡みたくなかろう。ヘタすりゃ警察へ引き渡されるワケだし。

「フセーユーギタイサクカ」という謎のパワーワードを相手から出された以上、もはやなんとかうまいこと脱出が最優先になってるオッサン達が

(怪･ω･)「あー！和歌山のあの店の店長さん！？」

とか言っていたが、誰やねんそれである。半ば引きずるように事務所に連れていき、あんまり話を長引かせても面倒なので…ここでネタバラシ。てってれー♪

( ﾟДﾟ)「1年ほど前に堺の◯◯駅前のスロ専に来てたでしょww」

と言いながら右手でグッジョブする。

ここでオッサン達がダブルフリーズするが、

( ﾟДﾟ)「別に今さら責めないってばww あの後どうなったか教えてよww」

このノリに安心したのか、あとは笑い話的な感じで…途中打ち切り料含めて翌々月のコンサル料までキッチリ貰ったこと、パワハラ店長とはあの時以来会ってないこと、やっぱりナカムラが悪者として会社に報告が上がっていたこと…態度の悪いナカムラが助けてくれてるコンサルと衝突して御破算にし、店長が苦労して話を丸く収めたという形らしいww

お互い腹がよじれるくらい笑いながら

( ﾟДﾟ)「あの時の店長の顔なっww」

とぶっちゃけ話をして、気付けば1時間半くらい喋ってたかな。

( ﾟДﾟ)「で？この茶番って儲かってるの？」

と聞いてみると、本来は会社に入り込んで内側から釘曲げとか法令違反のネタを掴んで、会社を恐喝するのがメインらしい。なるほど。これがけっこう取れるんだと。

以前ナカムラがいた会社はバカ過ぎて、たまたま「コンサル料」みたいな形になったけど、これは他に例が無いとの事。ほんとバカスww

こういう人達の話はマジ面白いんだが、あんまり関わっても面倒くさいのでここでお開きとして、最後に缶コーヒーを渡して送り出す。

( ﾟДﾟ)「もう来んなよーww」

オッサン達も苦笑いで手を振って、車に乗り込んで退散。

( ﾟДﾟ)あーおもろかった！

1年前経ってからモヤモヤが晴れるとは思わなかったね。辞めた後に悪者にされるなんて日常茶飯事だし、気にしない気にしない。

はい、というワケで6週に渡ってお送りしました超大作はこれにて完。ご静聴ありがとうございました。