【コラム】ブラジリアンがやたら多い地域で苦労した話。/CRAナカムラ

●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若339
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!毎週木曜日の憩いのひと時!今回もカッ飛ばしていきましょう。

いやー昼間はもう暑くなってきましたが、朝晩は普通に肌寒い東北から全国8000万人のナカムラファンのため、毎週毎週執筆活動に勤しんでおります。でね、たまーに締め切り日を忘れてて…夜中に布団の中で

( ゚Д゚)はっ!?今日締切日?

と思い出して、半泣きで原稿を書き始める事も、数ヶ月に一度のペースであるワケです。そうです、今回がそうなんです。

なので、全くネタも整理してないままで徒然なるままに…

( ゚Д゚)いってみよー!

色んな地域でホール勤務してきましたが、その所々でやはり地域柄というか「独特の特徴」ってのがありまして、関西のやたら治安が悪い地域では毎日スタッフと客がBATTLE BONUSだったし、ちょっと目を離したらホールの備品がサクサク盗難されたり…。

( ゚Д゚)どないやねん!

岐阜県の時は近くに大企業の特大規模工場が点在していたため、地方から集まった人達どころか、地球の裏側から出稼ぎに来ている人が多くいた。どんな仕組みがあるのか知らないが、その地域には相当数のブラジリアンが住んでいて、日本語表記が一切ないハンバーガー屋さんとか向こうの郷土料理屋さんも普通に営業しており、これがまた

( ゚Д゚)めっちゃうまいがな!

なのだ。軽く通じるのみの日本語とボディランゲージでコミュニケーションを取って、注文を完了させるハードルはけっこう高いのだが、そこを乗り越えるとマジで本場の味が頂ける幸せ。ちなみに彼らの公用語はポルトガル語なので、なけなしの知ってる英単語もほぼほぼ役には立たない。一応大学でドイツ語を取っていたが、これも全く役に立たなかった。

そんなブラジリアン達もけっこうな割合でパチンコをするのが、その地域に赴任してから驚いたポイント。日本のオバチャンが海物語シリーズでリーチがかかると…

(オ´ω`)魚群かもーーん!

と、液晶の上を右から左に向けて手のひらでサ〜っとなぞる、あの謎行動。これがね、ブラジリアン達もやるんだww あの動きってWorldwideでGlobalだったのよww

あと、根本的にパチンコの仕組みを理解してないので、例えば「ボタンを連打して敵を倒せ!」みたいな演出で、死ぬ気でボタン連打する。そりゃーもう全体重を乗せて渾身の連打、まさにヴァンダレイ・シウバ的な肉弾戦をパチンコ台でやらかすので、台が揺れるシマごと揺れる、んで上皿破損。無駄にパワフル体型の人が多いので、日本のオバチャンが連打するのとはレベルが違うのだ。

そして彼らは独自ルールが日本の法律より強いので、とにかく言うことを聞かない。そこで数々のポルトガル語での注意書き(ネット翻訳)を貼るのだが、都合の悪いものはサクッと無視される。と言うか、この翻訳で通じているのかさえ不明。

駐車場に無断駐車しっぱなしの車の持ち主を捕獲して注意したら、むしろ「空いてるのに停めて何が悪いんだ!」的な事を平気で言ってくるので、そこはもうお国柄の問題なのだろう。全く車が来ていない赤信号で歩行者が信号待ちで止まるのも、日本では当たり前だが海外では嘲笑の的だったりする、そんなところだ。

そしてそして、とある日…ついにボタン連打で上皿ごとえぐり取った猛者が現れる……

つづく

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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