●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若322
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!もうアッという間に1月も終わり、今年も2ヶ月目に入りましたNe☆
元旦から色々起こりまくった2024年、どうかこの先は平穏な1年になることを願いたいところですね。
さてさて、今週も続きモノという事で…このままサクッと本題に入りましょうそうしましょう。
当時は「良くも悪くも」かなり業界をザワつかせたチラシ。その内容は、今ならネットの力でもっと大炎上したに違いない。近隣大型店舗の名前こそ出さないが
■「牙狼40万円×40台=1600万円、その他20台=800万円…合計2400万円!!」
■「こんなにメーカーに払ってるんですよ皆さん!」
■「せめて半分にしてたら、同じ予算で毎日何台設定6を置けるんでしょうね?」
■「お客さんの方を向いた営業って何なんですかね?」
みたいな内容を、チラシの半分くらい使って力説。
ナカムラ本人は意気揚々として配布当日を迎えたのだが、朝からジャンジャン鳴る事務所の電話がもうね、オトナノジジョー的なお叱りばっかり!メーカーだったり遊技組合だったり他の店舗だったり。上司からの「オマエ大丈夫か!?」に関しては、
( ゚Д゚)「店舗が大丈夫じゃないからやってるんです」
で黙らせた。他からは…
( ゚Д゚)「はいはい以後気をつけまーす(棒)反省してまーす(ハナホジ)」
と、まるでいつかのスノボー選手が腰パンして謝罪会見やらされたのを彷彿とさせる対応でスルーしたが、実はこれ2回連続でやってやったのは痛快だった。
さすがに2回目は電話も少なかったが、
( ゚Д゚)「いやーチラシの締め切りが間に合わなくてねースイマセンネー♪」
で乗り切るクソ度胸ww
ただ1人、オーナーの御子息(某収容施設から出てきたばかり)は、これについて満面の笑みで「オマエやるなぁーww 俺はこういうの大好きやww」と褒めちぎってくれたのが救い。
そこからはあまりにも生臭い内容は避けたが、完全独自路線でチラシを作って…ちょうど「珍古台やアナログ機を店のメインに据える」という前代未聞の営業形態にシフトして、さらに右打ちじゃない機種もムリヤリ右打ち仕様にして、チラシにも「右打ちの海・右打ちのマクロスあります」なんて謳いつつ…右打ち中はスルーガバガバ、アタッカーや電チューに全力で寄るようにして【こぼれま宣言】と銘打って大きなウリにしていた。
「概ね垂直」という言葉に真っ向からケンカ売っていたのだが、これが今なら確実にアウト…なのかな?今まで釘曲げで摘発された店舗はほぼ間違いなく客から見てマイナス方向への釘曲げで、逮捕者の供述も「利益を上げるため」で統一されている。これがもし「お客さんはせっかく当たったんだから、思いっきり気持ちよくなって欲しい」という内容なら、警察はどんな顔で摘発するんだろう?
まぁ物理的に釘がひん曲がってたので、その事実だけを突きつけられたら終わりなんだけどね。酷いのは45度くらいのやつもあったしww
その後、にわかに「変態パチンコの聖地化」して盆や正月といった長期休暇期間なんかは、駐車場が他県ナンバーの車で半分埋まるくらいの稼働になった。
( ゚Д゚)オホホホホホ♪
まわりの店からは、かな〜り煙たがられたが…まぁ気にするこたぁない。ぐんぐん伸びる稼働がエクスタシィ。
で、最終的には売上がある程度上がったところで
( ゚Д゚)「粗利率目標は20%で固定!利益額を上げるなら稼働をもっと上げるのみ!」
という主張のナカムラに対し、全くパチンコ営業を知らないオーナーが「粗利50%取れ!ワシの知り合いはできると言うてる!」という謎の暴論がぶつかり、そうなるとイチ店長としては従うか去るかの2択となる。
従ったところでそんな利益率なんて無理だし、強引にやって客飛ばして終了〜♪が目に見えている。
なので「去る」1択になるのは必然。その後店を引き継いだ「ワシなら50%取れる」と豪語していた新店長が、3ヶ月持たずに行方不明になるとこまてがワンセットの笑い話。
( ゚Д゚)あの頃はパチンコ屋の店長という仕事が楽しかったなぁー
今ではサラリーマン店長以外は生き残れてないもんね。
それも時代なのよね。
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。