●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若319
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!さらに明けましておめでとうございます!
一応形式上年始の挨拶をさせてもらいましたが、元日から地震だの航空機事故だの…お祝いムードは木っ端微塵になっちゃいましたね。ボクも非常にお世話になっている知り合いが輪島に住んでいて、ちょっと連絡に手間取りましたが何とか無事が確認できたので、ホッと胸を撫で下ろしたところでございます。
ほんと宅急便なんてできないだろうし、救援物資持って直接行こうかと思いましたが、やはりそれが他に迷惑をかける行為だと思い知り…踏みとどまりました。
( ゚Д゚)ドンちゃん!落ち着いたらまた会おうな!
さてさて、前書きはこれくらいにして、今回のお話は「交換ラッシュの時にモメた話」をお送りします。異論は認めませんので悪しからずご了承くださいませ。
昔、一世を風靡した「タカラジマ」と呼ばれる各シマに玉タンクとジェットと研磨機が合体しているシマシステム。「タカラジマ」という名称自体はエース電研の固有商品名なのだが、他社から似たようなモノもあったと思う。
それまでは地下とかどこか一箇所にでっかい玉タンクがあって、打った玉もジェットに流した玉も全部そこに集まり…そこで一気に研磨して再びホールに戻るシステムだったが、このタカラジマが革命を起こして今ではほとんど各シマタンクになったのよね。
しかしこのタカラジマ、いくつか弱点もあって…ホールで走り回ってた時に一番よく「イラッ」とさせられたのが、玉が偏るという事。一応各シマにはタンク内の玉の増減に合わせて並列のシマに玉を送ったり送られたりするのだが、これが「横幅数センチのトユ」で行われる。ホールでシマの中通路を歩いてる時に、頭の上で交差してる金属筒を見かけた事があると思うが、コレがその部分なのだ。
( ゚Д゚)これがまた全っ然スピードが追いつかねーんだわww
初代CR源さんやCR黄門ちゃま、さらにアレジンやエキサイトのような爆裂アレパチが共存してた頃は、1回の交換で何万発を一気に流す事が日常化していたので、タンク容量の目安ランプなんて一瞬で「満」を振り切ったりする。さらに台が背中合わせになってるシマのジェットを同時に使うと、その威力は単純に倍。
タンクが満タンの状態でジェットを使うとどうなるかというと、そりゃー普通に溢れる。溢れながらも、タンクから数センチのトユを伝って他シマに流れ出た分だけ少〜しずつ吸い込んではくれるものの、遅いマジ遅い。
( ゚Д゚)手で数えた方が早くない?
ってくらい遅い。
閉店間際にもなると、例えば1〜10シマまであったとすると1〜6までは余裕あるのに7〜10はほぼ満タン状態なんてこともよくある話。そこで10シマの源さんで30000個交換が入った場合、そのまま10シマに流すと大惨事発生となるので、かなり面倒くさいが台車に玉を積んで1シマに流しに行く事になる。
で、かなーり事前説明が長くなったが…とある日の閉店間際、端っこのシマのモンスターハウスでしこたま玉を積み上げたオッサンがナンバーランプを点けて、
(オ・ω・)「おう!交換や!」
と仰る。だがしかし、端っこのそのシマも横のシマもまだ「満」ではないが、余裕はほぼない。そうなると逆側の端っこシマに流すのがベターとなるので、
( ゚Д゚)「すいません!ちょっと玉タンクの都合で!」
とオッサンに声をかけて、玉を台車に積み込んで押し始めると…
(オ・ω・)「オイ!見え見えなインチキすんな!」
いきなり激昂。
(オ・ω・)「少なく数える気ぃやろ!目の前のここや!ここに流せ!」
なんやねんもう…サ◯ーンじゃあるまいし。では詳しく説明致しましょう。
各シマに繋がっているタンク容量を示すランプを指差して、このランプがもうオレンジになってるので、アンタの玉を全部流すと確実に詰まると。システム上の事で申し訳ないが、当然こちらで全部運ぶし損はしないと。しかし…
(オ・ω・)「やかましい!そんなインチキな手には乗らんぞ!目の前のとこに流せ!」
だそうです。
カチーン。はいはいそうですかそうですか。繰り返して「詰まるよ?時間かかるよ?いいのね?」を確認して、強行玉流し!強く抱きしめてファーラウェイ。
当然のように1箱目の途中で流れが鈍くなり…
( ゚Д゚)wwwwwwwwwww
つづく
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。