●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若251
はい皆様、今週もご機嫌麗しゅう!お待ちかねの木曜日ですYo!
続き物の4週目に入っちゃってるので、このまま本題いきまっせ!
( ゚Д゚)かもんべいべっ!
初代牙狼が猛威をふるう状況で、絶望と共に4ヶ月遅れで新規導入された「ぱちんこCR北斗の拳ラオウver.」96台。初日こそズッコケたものの、御仁からの指令で全台ヘソ13ミリ固定にしてからは高稼働(当たり前)を保つ。
そして96台導入の翌月、さらに32台を増台して合計128台になるまでが、御仁の作った一連の流れである。
( ゚Д゚)どうするっスか店長?
パチンコ屋において新台入れ替えの台配置を決めるのは、地域にもよるが…だいたい開店日の20〜30日前に所轄への書類提出の時点である。
全台13ミリでなんとか稼働数値を稼いでいるが、さらに32台はいくらなんでも「要らなさ過ぎる」の一言に尽きる。そもそもヘソ13ミリ固定なら、ラオウじゃなくても高稼働するのでは…というツッコミは心の奥に仕舞っておくとしても、増やしたくない…むしろ減らしたい。だがどんな理由があるにしても、この32台は新規で設置しなければならないのだ。
そ・こ・で、32台は設置する!しかし外すのもラオウ32台!という結論に至る。外した32台はマルっと系列店に移動させて、系列店の入れ替え予算を奪い取る!ナイス作戦!系列店の店長は全身全霊で拒否ってたが、そんなこと知ったこっちゃない。焼肉屋に連れて行ってアルコールを流し込んだ勢いで「うん」と言わせて、見事交渉成立。ナイス民主主義。
つまり自店は、同じ台を32台外して32台新規設置となり、見た目は全然変わらない。というワケで、新台入れ替えのチラシも無しで「ヤミ新台入れ替え」を敢行し、所轄の検査官を散々困惑させただけで終わった。
系列店から強奪した1ヶ月分の予算を使って、方向転換を図ろうとしたのもつかの間…
(仁ΦωΦ)そんなもん、北斗の支払いにまわすに決まっとるがな。
という御仁のお言葉で撃沈。
( ゚Д゚)ご無体な……
マジでどうすんねん!?
しばらくは北斗の支払いでガンジガラメとなって、身動きが取れないのは確実。未だホールに陣取るラオウ96台も邪魔くさすぎる。
となると、神様仏様サミー様にせっかくご慈悲で特別に作って頂いた世紀末覇者ではあるが、
( ゚Д゚)頼む!売却させて!
となる。いくら最初に売却不可の約束してたとしても、背に腹は代えられないし、契約時には高値をつけていた中古相場も今や定価の半額くらい。一番懸念されていたであろう高額転売が、もはや不可能な状況なのである。
そして、サミー様と涙ながらの交渉の末に売却することを許可されたのは64台のみ、つまり総台数の半分である。交渉に同席していた系列店の店長もパァーっと笑顔になったが、アナタのところのラオウは永久固定なのでご安心下さい。
かくして、96台のうち64台をまだ値段が付くうちに売却し、赤字は赤字だが致命傷になる寸前で切り抜けて、ホールに残ったラオウは32台(4円16台・1円16台)。これならそんなに極端ではない。
系列店は4円1円合わせて、パチンコ120台しかないうちの32台がラオウで売却不可。繰り返すが…知ったこっちゃない。南無阿弥陀仏。ほぇっはぇっ♪
その後、勝手にサミーと交渉して半分売っぱらった事を知った御仁が、ベントレーでドリフトしながら駐車場に入ってきた時は半殺しまでは覚悟したが…幸運にも1/4殺しくらいで済んでラッキー。全ての感覚が狂っているのはこの店舗の伝統である。
最終的には、
(仁ΦωΦ)まぁ、俺もちょっと多いかなーとは思ってたんや!hahahahaha!!
だそうで、店として出血多量になる前に止血できて、辛うじて死なずに済んだのだった。
しっかし、後にも先にも天下のサミーに専用特別増産させた個人店って、この店だけだろうね。
アンビリバボーだけど本当のお話でした。
完
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。