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【コラム】弱小店舗の「店作り」とは。(後編)/CRAナカムラ

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●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若218
はい皆様ご機嫌麗しゅう!最近は性別を超えてオッサンによくモテるナカムラです。お婆さんにしかモテないと嘆いていた昔が、もはや「まだ女性に好かれるだけ御の字」だと思い知らされる2022年初頭…冬の寒さが一層堪えております(涙)。

さてさて、今週は先週からの続きで「答え合わせ」からですね。

駐車場に全く車が停まってなくて、営業してるのかさえも怪しく見える【入るのに勇気がいる店】でやった対応は、まずは従業員の車を外から見えやすい場所に集めるのが第一歩。次は店舗のご近所様の一般家庭を一軒一軒ピンポンしていって、

( ゚Д゚)うちの駐車場使っていいYO!

と言って駐車許可証を配って回ったんですよ。もちろん駐車できる区画は外から見えやすい場所限定でね。

まわりにアパートやマンションもあったので、駐車場無料は大好評で…パッと見はそこそこお客さんが入ってるように見えるが、店内は超ガラガラという謎店舗のできあがりww 少なくとも外から見て、営業中なのかどうか疑わしくはなくなったのだ。

噂を聞きつけた地獄耳社長から「本当のお客さんが来たら停められないじゃないか!」と、有り難い怒りの電話を頂き、

( ゚Д゚)頭がお花畑なの?

という心の声がついついうっかり漏れてしまって…なんかギャーギャー叫んでいたが、電波が悪いフリして電話切ったので後は知らない。

はい、答え合わせはここまで!ムリヤリ前回の話の続きに合わせますよ!

【打ちに来る理由】
つまり数ある他の店舗も含めた中から、わざわざウチを選んで来てもらうには、当然何らかの理由がいるワケです。それが新台パワーに頼れない弱小店舗なら尚更、na.o.sa.raです。

それがどんなに微小なものであれ、積み重ねて積み重ねて積み重ねまくっていれば、芽が出るんですよ。お金かけれないんだから、時間がかかるのは当然の事。

まずは何でもいいから興味を持ってもらう事からスタートです。

それがボクの場合、笑いを取ることだったんです。次に機種構成ですね、これは実際の店舗やP-worldで誰が見ても一目瞭然で他店との違いを認識できますから。そして今やあまり大きな声では言えませんが「メンテナンス面」での差別化。

普通に打っててもアタッカーから一発もこぼれず、確変中にモリモリ増える海物語とか、打ってみたくなりません?噂を聞いたら行ってみたくなりません?そういうことなんですよ。

どう頑張っても王道の店にはなれないんだから、身の程を弁えろって話で、大手に負けないようなカッコイイ広告出す弱小ほど悲しいものはないよ。

色々とふざけてきた体験の中で「店の品格が!」って怒られた事もあるけど、じゃあその品格とやらと共に会社ごと倒れて下さいって話ですね。

ちょっと話がまだ終わらないので、また来週にしましょうか…

( ゚Д゚)てへぺろ♪

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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