コラム:チャーリー・ロドリゲス・湯谷の“一寸先はハプニング”④
●ユーザー不在のパチンコ業界
10月も中旬に差し掛かり、遊技機メーカーもホールも過去にないほど、慌ただしい。メーカーは、来年2月1日までに機械を申請する事に重点を置き、ホールは2月1日までに事前認定申請の手続きを行い、可能な限り現行規則機を長期に運用する作戦に転換している模様だ。
しかし、最も大事な稼働が9月から下落の一途を辿っている。つまり、ユーザーの離反スピードは業界関係者が考える程、加速度的に進んでいるという事実を、これ以上、無視できないという事だと思う。それでも話題の中心が「ユーザーの離反を食い止める」という事ではなく、まずは遊技機の手当、ここに躍起になっているのも心配材料だ。
「2月1日、施行」と期限がある為、今、手を打っておかねば喫緊の経営が危うくなるので、この慌てぶりも理解できる。しかし、全ての対策が終わった段階で、振り返ったら「お客様がいなかった」では、どうにもならない。苦しい所だが、ユーザー離反を食い止める事も経営においては重要な課題だ。
今は季節的なピーク変動もあるが、有力な新台が市場に投入されていない事も客離れの一つの要因になっている。特に「新台は必ず打つ」というヘビーユーザーにとっては、パチンコやパチスロはつまらないものに見えているのかも知れない。次のカテゴリは「勝ち負けにこだわるギャンブルユーザー」の離反だ。ホールの姿勢を見越して、今、遊んでも期待値は高くない、と予測している節もある。「勝てそうだ」という期待感が薄く、しばらく「抜き一辺倒だ」という空気感を直観で感じているのだろう。店舗の苦境を見透かされる、まさに悪循環だ。
解決には、即効性のある策はない為、取り組むべき事は、愚直に営業していく他に手はないのだろう。非日常感を提供する為の空間作りや、スタッフによる活気作り、お客様の五感に訴えるようなサービス・ソフトの提供等が考えられる。既にアプローチしていると思うが、精度を上げ、良い意味で開き直って運営していくしかない、そう感じる所だ。
~今後出るかも!?~
・『CR●ナザー●ッ●●ーデ●のシリーズ機?』
→既に開発は着手しており、着々と進捗している?という噂に。来年夏以降では?と噂されるが、果たして?
・『CRぱち●こウルトラ●ブン2』
→どうやら適合した?という話。発売時期は、12月も?という話だが、あの機種もあるので注目ですね。
・『CRマッハGO!GO!GO!』
→以前から噂されていましたが…来年春先までには登場するのではないか?と噂されている模様ですね。登場が楽しみです。
・『●ッ●マン』
→適合した模様ですね。ゲームとのタイアップパチスロ機だと思いますが、この機種もかなり前から噂されていた機種であります。登場時期はいかに?
・『●法少●●どか☆マ●カ』
→ノーマルAの登場に続き、ART機能搭載の機種も出てくる?という話であります。最も、来年以降という事ですが。動向が気になります。
意見待つ!
■プロフィール
チャーリー・ロドリゲス・湯谷
自称パチンコ・パチスロ伝道師。特技はスプーン投げ。
「意見待つ!」と言いながら、ホントは他人の意見に弱い。