
Dee4従業員による初期消火訓練
大分県遊協(岩田憲行理事長)は3月6日、別府市内のパチンコホール「Dee4」において、別府市消防本部の指導のもと消防・防災訓練を実施。県下各地区の遊技業関係者約100名が参加した。
訓練はDee4の店内及び駐車場にて実施。実際に火災が発生した状況を想定し、火災発見・通報から始まり、店内放送、遊技客の避難及び負傷者救護、訓練用水消火器による初期消火、訓練用AEDを使用した救命措置等、実践的な内容で行われ、参加者はみな真剣な面持ちで取り組んでいた。
同組合では、2001年に大分市内のパチンコホールが放火され、同店店長が焼死するという痛ましい経験をした。以後、同様の事件が再び起こることを防ぐと共に事件を風化させないため、消防署等の指導を受けながら消防・防災訓練を継続して実施している。
<訓練内容>
①火災発見・通報訓練
②火災報知器作動に伴う行動確認訓練
③消火器作動訓練
④自衛消防隊長(店長)任務付与等の指導・指揮訓練
⑤店内放送訓練
⑥119番通報訓練
⑦遊技客避難・負傷者発見・救護訓練
⑧訓練用水消化器使用訓練
⑨訓練用AEDを使用した救命措置訓練
⑩消防設備等の取扱・点検要領

挨拶する岩田理事長

水消火器を使用した消化訓練

訓練用AEDを使用した救命措置訓練