全日本学生遊技連盟(学遊連)が主催する「第1回アミューズメント業界ビジネスコンテスト」の決勝大会が1月18日(土)・19日(日)の2日間、都内港区のDMM.com本社で開催された。エントリー総数148チーム・308名の中から、新規ビジネスの「アイデアシート」を基にした書類選考を経て本戦大会に進出した7チーム・15名が、1泊2日の合宿形式で新規ビジネスのアイデアを競った。
本戦大会では、各チームは15分の持ち時間をフルに使って熱って独創性溢れるプレゼンテーションを展開。これをホール企業の経営者などからなる6名の審査員が、「資料の完成度」「プレゼンテーションの巧さ」「業界研究度」「市場研究度」「チームワーク」「熱意」「将来性」「ボーナスポイント」の評価指標を基に採点した。
見事優勝を手にしたのは、遊技をしてふるさと納税を納めるという前代未聞のアイデアを提案し、特に「業界研究度」と「市場研究度」の指標で高得点を獲得した天竜閣チーム(東京都)。2位にはインバウンドと国内旅行者をターゲットにした、旅行先で服をレンタルできるサービスを提案したJoySphereチーム(東京都)、3位には中古のパチンコ台を時計にリメイクし、高級置き時計としてパチンコを海外進出させるというアイデアを提案したイキイキした毎日チーム(徳島県)が選ばれた。
表彰式では、優勝チームに77万円、2位チームに33万円、3位チームに11万円の賞金が授与され、4位から7位までのチームには各協賛社から企業賞が贈られた。