●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若371
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!今年は本格的にクソ寒い東北から、謎のオッサンが全方位的にぱちんこ愛を叫ぶコラムへようこそ!去年末で終わるはずだったお話が、伸びまくって先週まで続いてしまいまして…新年ならではのパチンコ業界展望なんぞを書く予定もあったものの、完全にタイミングを失った模様。
( ゚Д゚)てへぺろ♪
さてさて、ここは潔く開き直ってまた次のお話にいく事にしましたので、張り切って付いてきてくださいまし!
関西で店長をしていた頃、今からおよそ20年ほど前かな。爆発的な破壊力でゴト師天国になった初代吉宗。それと時を同じくして、もう1つゴト師にしゃぶり尽くされた機種があった。
その機種とは…「レレレにおまかせ」である。現金機の「レレレにおまかせ」とCR機の「CRレレレにおまかせ」が存在したのだが、玉貸し方法が違うだけで内容は完全に同一。当時の自分の店にあったのは現金機の方で、1番端のシマに8台。コイツのゴトネタはいわゆる「ドツキ」で、玉が役物内の回転体に到達したら、タイミングを計って上皿下皿部分やハンドルなどをドツいて入賞する穴をズラす!と、当時は振動センサーなんて無かったので…上手いヤツなら凄い確率で玉がVに導かれてしまう。これね、当時はコレ専門で全国を回ってるような輩が存在するくらいで、吉宗にばっかり気を取られていると地味〜っにレレレで抜かれるみたいな事になってしまう刹那。
ほんと今は台自体のセキュリティが強いんだけど、当時はやられたい放題だったよねぇ。さらに防犯カメラの性能も桁違いで、今や外見がドーム型になっててドコ向いてるか分からないのが普通だが、当時自店に付いてたのはおもっくそ「ハイここ撮ってますよー!」と分かる、レンズ剥き出しタイプ。でもまぁ、2〜3個まとめて一箇所に向けておくと、対ゴト師の「最強威嚇」にはなるのである。
その日も吉宗とレレレには防犯カメラを2個ずつ固定するサービ精神。ちなみにレレレに防犯カメラを取られた「CR瀬川瑛子でございます」と「CRまいっちんぐマチコ先生」コーナーは実質ノーガードだが、どうせ誰も打ってないから無問題。
普段から、目線や挙動で打つ前から「こいつゴト師や!」と気付く特殊能力を持っているナカムラ店長の目の前を、見慣れないカップル(共に20代前半くらい)が入店と同時にレレレへ一直線。これが異様に怪しい。楽しそうな雰囲気皆無、笑顔皆無でお互い目も合わさず着席。
それを横目で確認して、リアルタイムで防犯カメラを確認すべく事務所へ。2台のカメラでバッチバチに威嚇しながら見つめること数分、もうね…2人とも左手がドツキスタンバイしてるのよ。
( ゚Д゚)はい時間の問題〜♪
チラチラと片方の防犯カメラを見てくるので、ドS魂でピコーーンと閃いた!
←←【◎】→→
これで伝わるかな?
防犯カメラを左右に振る。そう、まるで扇風機が首を振っているかのようにww
「ドツくなよー」という意味合いも含めてなんだけど、その願いは届かなかったらしく…カメラを気にしながらも、彼女の方の台でドツキを確認。
( ゚Д゚)はいダメー
でもせっかくだから、もうちょい打たせるか。絶対に交換はさせないけどNe☆
つづく
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。