関西遊商は1月21日、大阪市中央区のホテル日航大阪において代表者研修会ならびに新年祝賀会を開催した。
代表者研修会で冒頭に登壇した小西哲也理事長は「昨年はパリ五輪で日本勢の多数のメダル獲得やメジャーでは大谷翔平選手の大活躍が目立ち、我々遊技業界においても広告宣伝ガイドラインの改訂やラッキートリガー機の登場、また今年の夏以降にはさらにユーザー様の期待に応えることができる遊技機が登場するやに聞くなど、明るい話題も多かった。一方でホール店舗数は全国で約6,700店舗、近畿圏では約1,000店舗と厳しい状況が続いているが、パチンコ・パチスロという文化を我々の世代で終わらせることがないよう、これからも一致団結して全力で取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
感謝状贈呈式では、車椅子の寄贈に対し大阪府社会福祉協議会の西原弘将事務局長から感謝状が贈呈された。西原事務局長は「平成24年度から継続して車椅子の寄贈を行われていることに、敬意と感謝を申し述べたい。一方で福祉業界も人手不足が深刻な問題であり、未来を担う子ども達への車椅子贈呈などの活動をきっかけに、福祉へのご理解と地道な人づくりを続けていきたい」と謝意を話した。
各委員会活動の報告では、総務委員会からは昨年のチャリティゴルフ大会での収益金が52万2,000円となり車椅子の寄贈にあてられた報告をはじめ、LINE公式アカウントや身分証明書のオンライン申請化についての説明があった。機械流通委員会からは技能研修会の各種変更点について説明。社会貢献・環境対策委員会からは、清掃活動や献血などのボランティア活動、駐車場巡回や救命救急講習会などの啓蒙活動、車椅子や防犯カメラなどの寄付・寄贈活動について報告がなされた。
新年祝賀会では、近畿地区の府・県遊協の役員をはじめ、業界関連団体から多数の来賓が臨席。来賓を代表して大遊協の平川容志理事長に代わり河本勝弘副理事長が祝辞を代読した後、京都府遊協の白川鐘一理事長の乾杯の音頭で盛大に開催された。