ダイナムは、一般社団法人work with Prideが策定した企業・団体などにおけるLGBTQ+に関する評価指標「PRIDE指標2024」において、最高位となるゴールドを5年連続で受賞した。
同社は、2020年4月にダイバーシティ&インクルージョン推進の方針として、「多様な人材の活躍がダイナムの未来をつくる~画一化から多様化へ~」を掲げ、①Policy(行動宣言)、②Representation(当事者コミュニティ)、③Inspiration(啓発活動)、④Development(人事制度・プログラム)、⑤Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つのテーマについて取り組んでおり、今回の受賞においても、社内外への情報発信や制度の整備、啓発活動(理解の促進)等が高く評価された。
同社は、「これからもダイバーシティ&インクルージョン方針のもと、多様な性やライフスタイル、キャリアを受け入れて活かす企業風土づくりに努めていく」としている。
【ダイナムの主な取り組み内容】
1. Policy(行動宣言)
経営層からのメッセージを従業員に発信し、これまでのLGBTQ+に関する取り組みを社内外に発信している。
2. Representation(当事者コミュニティ)
社内外に相談窓口を設置し、従業員からの相談を受け付ける体制を整えている。
3. Inspiration(啓発活動)
従業員向けの教育システムにLGBTQ+に関する内容を掲載し、認知・理解促進に努めている。また、勉強会に参加した人には、LGBT-Ally(アライ/理解・支援者)ステッカーを配布している。
4. Development(人事制度・プログラム)
2020年8月、一定の条件のもと、同性パートナーシップ制度を導入した。会社が指定する必要書類を提出すると、会社の承認のもと認定書が発行され、法律婚と同等の各種制度や手当の申請も可能となった。また、一部条件付きで通称名の使用も許可している。
5. Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
外部相談窓口を務めるアウト・ジャパン主催のオンラインイベントに参加し、他社との情報交換や社外発信を行っている。