ユニバーサルエンターテインメントは11月5日、パチンコ新台「Pハネモノ ファミリースタジアム」(製造元:ミズホ、型式名:PハネモノファミリースタジアムMD)の販売を発表した。同社系列が“ハネモノ”をリリースするのは初のことだが、それを感じさせないほど完成度の高い役物を擁している。
■基本スペック
・賞球 5&10&14
・ラウンド 3Ror5Ror10R(9C)
・出玉 約252個or504個or約1,134個
・回転体V入賞時ラウンド振り分け 3R…32%、5R…32%、10R…36%
・ホームランV入賞時ラウンド振り分け 10R…100%
落としに入れば約0.4秒×1回、ヘソに入れば約0.5秒×2回、盤面上部の羽根が開閉する。拾われた玉はシーソー型役物で左右に振り分けられるのだが、左に行くのがノーマルルート、右に行くのがSPルート。V入賞の期待度が高いのは当然SPルートのほうで、最終関門の回転体に上部から直行するため、約1/3で大当たりとなる。しかし、本機最大の面白さはノーマルルートなのだ。
こちらで待ち受けているのは、野球のグラウンドおよび右打者のバット。パチンコ玉が野球のボールとなり、バットで打ち返す。ゴロで野手の間を抜ければ前述の回転体のほうへ向かうのだが、横からのアプローチとなるためV入賞率は約1/4とSPルートよりは若干低くなっている。しかし、マウンドがせり上がる、野手が弾いた玉をもう一度打つ、2個の玉を同時に打つなど、本機ならではの野球が展開するため、意外な動きが多い。野手が変な角度で弾いたときは、ダイレクトでV入賞することもあるのだ。中でも面白いのが、バックスクリーンにもV穴が用意されており、ホームランを打てば必ず10Rの大当たりになること。しかも、ピッチャーの投げるボールがストレートに限定されることがあり、強打するチャンスも十分にある。タイミング良くマウンドがせり上がれば、特大ホームランの可能性大だ。年間54本塁打、59盗塁は一般人には無理な話だが、この機種で54ホームランなら実現できるに違いない。
導入開始は2025年1月を予定している。