MIRAIぱちんこ産業連盟は11月1日、今年1月1日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受け、さらに9月には豪雨による土砂災害や床上浸水などの被害が重なった石川県輪島市において、被災地復興支援ボランティア活動を実施した。本活動には、MIRAI会員企業10社から15名(事務局1名を含む)が参加。石川県におけるMIRAIのボランティア活動は、今年4月と5月の七尾市、9月の珠洲市に続き、今回が4回目となる。
今回の活動は、輪島市立大屋小学校に隣接する大屋児童館で実施した。この児童館は共働き家庭や留守家庭の小学生を受け入れる施設で、9月の豪雨により子供たちが遊ぶスペースが土砂に覆われ使用できなくなっていたが、参加者15名全員が協力し、児童館周辺の土砂を撤去し、遊び場の復旧を完了させた。
活動に参加した会員からは、「市内では倒壊や全壊家屋、道路のひび割れや隆起が目立ち、山肌には土砂崩れの跡が未だに生々しく残っています。輪島市へ向かう道中でも、倒木や土砂が大型土嚢でかろうじて支えられている箇所が数多く見受けられ、現地の厳しい状況を目の当たりにした」、「現地の厳しい状況を目にし、自分ごととして考える契機となった」、「震災と水害の二重被害がこれほど深刻だとは想像していなかった。今後も輪島市を含めた能登地域の復興状況に注視していきたい」といった声が寄せられた。
MIRAIは、「被災地復興に貢献するため、今後も地域に根ざした支援活動を続けていく」としている。