●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若354
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!もう9月も終盤に差し掛かり、今年も残すところ3ヶ月ちょいとなりましたNe☆
元日の大地震から始まった2024ですが、今年はパチンコの歴史に残るくらい「事実上の規制大緩和」が実現した年となりました。ラッキートリガーの名目でもはや何でもアリの鉄火場スペックが続々と登場し、射幸性という意味では昔のアレジン・エキサイト・ダイナマイトの時代なんて可愛く見えるレベルの爆裂っぷり。
実際、スロット4号機末期の狂った時代に、既に片足突っ込んでるように見えるんですよ。今はコンプリート機能があるにせよ、それでも天井40万円は「庶民の娯楽」としては違和感アリアリで、やはりそれに対する勝負予算ももはやサラリーマンの小遣いの範疇からかけ離れており…夕方から仕事帰りの方々が「ちょっと遊んで帰るか〜」とホールに寄っていくのがメイン客層であるべきで、それこそパチンコの本来あるべき姿、そして長期に渡ってホールも客も共に繁栄できる姿だと思う。
いったいパチンコはどこに向かっているんでしょうか。
( ゚Д゚)オジサンはかなり心配です。
いやいや、甘デジもあるじゃん!1円パチンコもあるじゃん!そういうの打てばサラリーマンの小遣いでも何とかならない事もないじゃん!というご意見も当然ですよ、ええ。しかし「ホールがメインに見据える客層」ってのがありまして、この話に沿って言うと「パチンコ業界側がメインに見据える客層」になりますね。これがもはや一部の貴族or一部のパチンコ専業者になっちゃってないかい?って事なんですよ。今のままの形を取り続けると、まず一般客が破綻する。マンション持ってて不労所得でウハウハ&時間は無制限にある♪みたいな人達以外は壊滅だろう。でも知識の高い専業達は残る…するともうホール側の利益バランスも崩壊して、結局ホールも持たない。これが容易に想像できてしまう。ラッキートリガーによる射幸性大爆発で、今はそこに向けて一直線の風潮がさらに加速したと思う。ほんとにこれでいいのか?
( ゚Д゚)ま、そのうちまたお上から落雷しそうな気がするけど。
警察のお偉いさんがどっかの講話で「ライトミドルとは名ばかりの射幸性が非常に高い機種に遺憾の意!」みたいな一言が出れば、また一気に風向きが変わってしまうのがこの業界の常。
今の実質野放し状態の方がよっぽど異常なワケで、時代は繰り返すと言いますか…4号機のミリオンゴッドやアラジンAのような事になるか、はたまた激おこプンプン丸(※仮定)のお上を宥めて内々の内規変更で納めるのか、そこは対お上交渉部隊次第にはなる。
こういう時に、業界全体での今までの約束事(対警察)のキッチリとした履行とかがモノを言うのだが、サラ番問題とかで思っクソ裏切った記憶が新しいだけに…
( ゚Д゚)ガクガクブルブル
交渉において、約束と引き換えに譲歩をねだっても「オマエのとこは約束守らんやんけ!どアホ!」と言われたら、返す言葉も無いわな。
何にせよ、このまま野放しは無い。さすがにやり過ぎ感が強すぎる。
ラッキートリガーで業界が盛り上がってきている最中に、こんな事をコラムに書いて公開してるのはボクくらいだろうが、まぁ見ててよ。たぶん恐らくメイビー当たるから。
※このコラムは遊技日本編集部の総意ではなく、ライターの個人的意見です。
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。