●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若352
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!いつの間にか9月に入りまして、早速涼しくなってきたと思いきや、どうやら一過性らしい。むぅ。
さてさて、今週もまた続きモノなので!前置きはこれくらいにして本題にいきまっしょい!
1◯歳(◯校1年)当時のナカムラ少年、普段は羽根モノを専門に攻めながら新装開店がある時はそちらに並ぶのがライフワークなのに…学校には無遅刻という謎の生態だった。
当時のパチンコとスロットのバランスを先に説明しておくと、どこのホールもだいたい総台数300台くらいがスタンダードで、中には100〜200台クラスの小型ホールも駅前とか繁華街にはチラホラあった。1シマ30台(15台の向かい合わせ)として10シマで300台となるのだが…そのうち9シマがパチンコ、スロットは1シマのみくらいの割合がオーソドックスで、たまーにスロットを2シマにしているホールがある程度。さらにスロットは寿命が長く使える事が多かったので、必然的に入れ替え頻度は相当少なかったのだが…場合によってはパチンコの新台が取れずに、スロットに流される事もたまーにあった。
パチンコは一丁前に釘読みまでできていたのに対し、スロットに関してはボーナス絵柄の目押しも怪しいレベルではあったが…その日座ったスロットはスタートレバーさえ見当たらない強敵、その名は「トライアンフ(タイヨー)」。当時はその綴りが読めなくて「トゥリィンプゥ」と、どっかの怪しい中華料理みたいな呼び方をしていたのは内緒だ。
横に座っていた熊のようなオッサンに打ち方を教えてもらい、いざ実戦となるのだが…当時は台の事前情報なんて得る術がなかった…んだが、大丈夫!
( ゚Д゚)だって今日は23000円も持ってるもんね!7揃えたらいいんでしょー!
直近の羽根モノ戦績が良かったので、この日は大富豪(本人比)!無敵な気分でジャブジャブ回す!
まわりの人達がパラパラと当たっていくのを横目に、両替してきた夏目漱石10人が瞬殺され…
( ゚Д゚)あれ?これヤバくね!?
と思い始めた頃には、まわりはもう
( ゚Д゚)なんかめっちゃ連チャンしとるやん!
なのである。
いやいやいや、裏モノの存在は知ってはいるけど!このホールは今までノーマルしか無かったから!なんでやねん!
( ゚Д゚)アカン!これはヤバイ!
その少ない脳ミソでも、裏モノに対しての軍資金23000円なんてすぐに消し飛ぶ可能性を察知する。
大富豪気分から一気に冷や汗モードへ墜落。「そこでヤメたらいいじゃんww」と思うのが当然だが、こういう時ってヤメれないのよねー。
今からこの機種の事を調べると、いわゆる「貯金方式」の裏モノである事が濃厚だが、この時のマシンがそうだったのかは不明ながら、明らかにノーマルとはほど遠い挙動で…改造を隠す気もないバッキバキの連チャンとハマリを魅せやがりくさっております。
( ゚Д゚)ガクガクブルブル
兎にも角にも、残る夏目漱石は13枚。選択肢は全ツッパのみ。行くべし!行くべし!
1枚…3枚…6枚…10枚…あっけなく散る漱石達と共に魂が抜けていく感覚。
( ゚Д゚)あぅぁぅ…
と、その時!横の熊オッサンが突然カットイン!
(オーー;)「お!やっと来たな!兄ちゃん!」
つづく
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。