北電子は1月24日、パチスロ新台「キングクリエーター30」(型式名:Sキングクリエーター SK-30)の販売を発表した。1994年に導入された「クリエーター7」から約30年経った今、久しぶりのシリーズ機が登場するのだ。
設定 | BB確率 | RB確率 | 合算確率 | 出玉率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/259.0 | 1/474.9 | 1/167.6 | 97.2% |
2 | 1/256.0 | 1/442.8 | 1/162.2 | 98.6% |
3 | 1/248.2 | 1/414.8 | 1/155.3 | 100.5% |
4 | 1/237.4 | 1/381.0 | 1/146.3 | 103.2% |
5 | 1/226.8 | 1/346.8 | 1/137.1 | 106.0% |
6 | 1/217.0 | 1/321.3 | 1/129.5 | 109.0% |
※独自調査値
知らない人のために簡単に説明しておくと、初代は北電子が初めて告知機能を使用した4号機で、「ジャグラー」の原型と言っていい。文字は「GOGO!」ではなく「BONUS CHANCE」だが、共通の位置にあるランプが点灯すればボーナス確定となる完全告知のノーマルAタイプだった。本機は上部パネルにある「ドル袋」が光ればボーナス確定なのだが、中央の窓枠内で光る「CENTER MODE」、その左右が光る「SIDE MODE」、どちらが光るかわからない「RANDOM MODE」をPUSHボタンで選択できる。さらに、プレミアムも用意されており、「ブラックアウト」や「ユニコーンフリーズ」などはインパクト抜群。もちろん、BB濃厚となっている。
初代と異なるのは告知タイミング。初代は後告知だけだったが、本機では当該ゲームの先告知が約70%、後告知が約4%、その他は次ゲームの先告知となっている。しかも、小役との同時当選や、通常時のドル袋揃いなどもあり、完全先告知ではないからこそ、出目も十分に楽しめる。
ボーナス確率に関しては、スペック表の通りBB確率が高いことが特徴。6号機のどのジャグラーよりも、設定6の確率が高くなっているのだ(ジャグラーの最高値が「ファンキージャグラー2」の1/219.9に対し、本機は1/217.0)。それでいてBBの獲得枚数は約252枚、RBは約100枚と、全く引けを取らない。
本機ではノスタルジックサウンドが搭載されており、ボーナス後1GでBBに当選した際は「初代BGM」が、100G以内の末尾0Gならクラシック曲「草競馬」または「新世界より」が流れる。55Gまたは特定演出からのBBなら「ノクターン」だ。オールドファンなら、古き良き時代のパチスロを思い出し、懐かしくなること請け合いだ。
導入開始は3月4日を予定している。