ニューギングループは7月6日、都内中央区のニューギン東京ビルにてECOパチ新プラン「ECOひいき」のプレスミーティングを開催した。
同社が2009年から展開している「ECOパチ」シリーズを進化させた「ECOひいき」は、「ECOひいき対象機種」を購入したホールが次機種以降、新台を安価に購入できる新サービスで、新台コストの削減に加え、業界の廃棄問題にも一石を投じるECOプランとなっている。
本プランが生み出すメリットは「新台を安価に導入可能」「別シリーズへ転換可能」「事前返却不要」の3点。従来のECOパチは同一機種でのスペック変更のみが可能だったが、ECOひいきでは別シリーズ機や新台への転換が可能となり、これまでは盤面の工場返却が必要だったものの今回のプランでは事前返却が不要になったことで、ホールは入替直前のギリギリまで利用できるように。さらに、P機からe機、e機からP機への遊技盤の転換も可能になったことも大きな特徴で、これによりホール経営の戦略的な運用幅の拡大を実現した。
趣旨を説明した金海晃和専務取締役営業本部長は、ECOパチが約14年経過した現在、延べ50万台を納品できたことに対して改めて謝意を示し、本プランについては、「従来のECOシリーズよりもホール様にお役立ちいただけるサービスだと自負している。弊社もホール様と一緒にスマスロだけでなくスマパチも盛り上げ、より一層業界の発展に寄与したい。弊社は開発段階からお客様に良い製品をより低コストで提供できるかを意識して、リユースを前提とした製品開発に努めてきた。今回のプランに留まらず、さらなる付加価値創造に向けて商品開発を行っていく」と意気込みを述べた。
ネーミングの由来については、「ECOシリーズの進化版なのでECOを付け、ひいきというのはまさにえこひいき。対象機種を一度購入いただければ次の機械は永続的に安く購入できる。そういう意味ではご贔屓様にもなるという語呂合わせ。社長が代表就任時に付けた名前なので、企業としても思い入れがある」と語った。
なお、本プラン対象機種は今秋納品予定の新台からとしており、対象機種を購入したホールから順次サービスを受けられる。詳しくは同社営業担当まで。