山佐ネクストは6月30日、パチスロ新台「パチスロナイツ」(型式名:Sナイツ YTCC)の販売を発表した。4号機時代にヒットしたツインBBタイプ「ナイツ」が、疑似ボーナスタイプのAT機として復活。「ゲームシステム」「バウンドストップ」などはもちろん、「リール配列」まで再現している点は称賛に値する。昨今の一般的なAT機は1リール20コマだが、本機は21コマなのだ。
設定 | ボーナス確率 |
---|---|
1 | 1/172.0 |
2 | 1/167.1 |
3 | 1/161.0 |
4 | 1/153.4 |
5 | 1/146.6 |
6 | 1/140.3 |
※独自調査値
疑似ボーナスは、ハイパーBBとチャレンジBBの2種類。前者は、押し順と左リールに狙う図柄を完全にナビするため、平均獲得は約350枚。後者は押し順ナビだけが発生し、同約151枚となる。
ハイパーかチャレンジか、カギを握るのはハイパーゾーン。BB後とスイカ成立後に必ず突入し、コイン投入口の右上にあるキャンドルランプが点灯する。リールでランプ図柄が揃うと転落抽選を行い、段階を踏んで最終的には消灯するのだが、たとえ弱い光であってもキャンドルランプが点いている状態でBBに当選すればハイパー確定となるのだ。
ボーナス察知は、左リールにどの図柄を狙うかによって大きく変化する。「BAR」狙いは、わかりやすいリーチ目が主体。「月」狙いは、スベリが重要なコントロール制御。「7」狙いは、マニアックなリーチ目が多く、第3停止まで期待感が続く。
ほとんど4号機「ナイツ」と言っていい本機だが、新機能も搭載している。「フライングBET」は、「ボーナスフラグ成立?」となったときにフライングBETボタンを押下することで、当たっていればすぐに揃えられるようになるもの。また、どのフラグでいつボーナスに当たったのかは、ボーナス中の「決まり手チェック」で確認できる。ほかに、期待度の高い「黒猫チャンス」なども新搭載。懐かしいだけの機種ではないのだ。
導入開始は7月3日。