群馬県遊協は6月27日、前橋市の前橋商工会議所会館にて第58回通常総会を開催。組合員85名中75名が出席し(委任状11を含む)、議案審議では全5議案が拍手多数により承認された。
森山秀夫理事長は冒頭の挨拶で、「全国の店舗数は6,800、遊技人口は720万人と、ピーク時の1万8,200店舗、3,020万人に遠く及ばない状況にある。依存問題への対応をはじめとする多くの課題が山積する中、3年余りにわたるコロナ禍の影響などにより、経営環境は大変厳しい」と現状を分析した上で、「こうした中、当組合としては依存問題への対応、遊技機の不正防止対策システムの構築、子どもの車内放置等防止、強盗等事件防止への取組みの強化、さらには社会貢献活動の推進等に邁進してきた。本年度も引き続き、以上のような施策を積極的に推進していく。法の遵守は最低限のルールであると考え、社会一般のルール、規範を守り、安全で安心して楽しんでもらえる娯楽の場を提供することが国民・県民からの信頼を勝ち取る一番の近道と考えている。今後とも、群馬県遊協への変わらぬご指導をお願いしたい」と述べた。
第4号議案では、役員改選の承認を審議。伊藤孝順専務理事の退任に伴い、兵藤義之氏が新専務理事に選出された。また、理事4名が退任。役員は21名から17名体制に変更された。
通常総会閉会後は、健全営業推進・暴力追放大会を開催。続いて行われた祝賀会では、中曽根康隆衆議院議員や久保田順一郎県議会議員などが祝辞を述べ、会場は華やかなムードに包まれた。