ダイナム(東京都荒川区、保坂明 代表取締役)は、Terra Charge(テラモーターズ)のEV充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」を全国の店舗駐車場に導入すると発表した。2023年6月より順次導入を開始し、約300店舗への設置を予定している。
日本国内では、2035年にガソリン車の新車販売が禁止されることを受け、EV化が急速に進んでおり、EV充電インフラも自宅や外出先など、あらゆる場所で導入が決まっている。同社では今後、全国的にEVが普及する社会を見越し、環境に配慮したEVの普及を後押しすべく、全国の店舗でEV充電インフラの導入を決定した。同社は店舗や駐車場を災害時の避難所として利用できるよう自治体と防災協定を締結するなど、地域貢献活動に注力しており、店舗利用者以外にもEV充電インフラを広く開放するとしている。
テラチャージは、テラモーターズが2022年4月から開始したEV向け充電インフラ。EVの普及率が低い状況で「費用がかかる充電設備導入の合意形成が難しい」という社会課題を解決するため、業界で初めて初期費用無料・ランニングコスト無料で充電インフラの提供を開始。EVの充電設備、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウド、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営などワンストップで提供されている。