一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進、佐藤正夫代表理事・会長)は4月11日、ちよだプラットフォームスクエアおよびオンラインにて、令和5年4月度の理事会・部会を開催した。今回は余暇進の会是である「業界の環境を整備し業法の制定を図る」に基づき、会内組織の法律サポート部会がまとめた「業法第19次試案」に関する説明を行った。
パチンコ業法の制定を目指す余暇進では、遊技産業の健全発展のためには、現在性風俗関連特殊営業などを含む多様な業種を一括りとしている風営適正化法令下では、法の趣旨に照らし他業種とバランスを取ることは困難が多いことから、時代に適した法令の運用を目指すには、公営競技同様に特別立法による業態の定義付けが望ましいと考えている。
部会では、法律サポート部会で業法試案の取りまとめの中心的役割を果たしてきた同会理事でもある渡邊洋一郎弁護士と坂下大貴弁護士より、法令の体系に関する基礎知識、業法制定の必要性、業法試案の概要などについて解説した。