シーズリサーチは1月11日、2022年にホール導入されたパチンコ・パチスロ機から同社が選んだ最優良機種ランキングを発表した。
同ランキングでは、2022年に発売されたパチンコ・パチスロ機について、稼働、売上、粗利の各種データを参照してポイントを算出した。ランキングの対象には、2021年12月導入機種も含むが、5週未達機種や市場設置予測台数1,000台以下の機種は除外している。
パチンコ総合のランキングは以下の通り。
第1位 P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.(404.7ポイント)
第2位 Pパチンコ 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~(386.9ポイント)
第3位 P yes!高須クリニック 超整形Black ver.(217.0ポイント)
第4位 P七つの大罪2 GFPA(206.9ポイント)
第5位 P真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲GEE(200.1ポイント)
第6位 Pぱちんこ キン肉マン3 キン肉王位争奪戦 火事場ゴールド(172.3ポイント)
第7位 Pルパン三世 2000カラットの涙H1AZ2(164.4ポイント)
第8位 Pぱちんこ キン肉マン3 キン肉王位争奪戦 友情シルバー(162.0ポイント)
第9位 Pワンパンマン L3-MX(156.7ポイント)
第10位 Pとある科学の超電磁砲FSB(149.0ポイント)
パチンコ部門について同社は、「前年と同様に出玉性能の高い機種が中心となって市場を牽引した。ベスト10に輝いた機種の多くが”3,000発+α”の出玉性能を備えており、年間を通じてのトレンド機能だった。そのような流行を押さえた上で、優れたゲーム性をも実現した機種が高い評価を受けている状況にある」と分析。また、「昨年のランキングでは、”1,500発×81%”が結果を残していたことを考えると、昨今のパチンコ市場は流行が簡単に変わりやすいと考えられる。機種選定時には、ヒット機種の後継機であっても前作の性能や過去の流行に惑わされることなく、台の出来映えをしっかり見極めていくことが重要」と総括した。
パチスロ総合ランキングは以下の通り。
第1位 パチスロ犬夜叉(276.0ポイント)
第2位 パチスロ甲鉄城のカバネリ(275.3ポイント)
第3位 パチスロ新鬼武者2(250.5ポイント)
第4位 Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ(234.5ポイント)
第5位 パチスロ アクエリオンALL STARS(203.5ポイント)
第6位 パチスロ この素晴らしい世界に祝福を!(182.3ポイント)
第7位 SLOTマッピー(181.1ポイント)
第8位 パチスロ バイオハザードRE:2(178.1ポイント)
第9位 押忍!番長ZERO(163.7ポイント)
第10位 ハッピージャグラーVⅢ(155.5ポイント)
パチスロ部門については、「本格的な6号機だけの時代を迎えたことに加え、6.2号機、6.5号機と出玉性能が飛躍的に向上したことも追い風となり、5号機が残っていた前年と比較して平均評価ポイントが大幅にアップした。中でも注目したいのは総合ポイントランキングの上位5機種が6.5号機(スマスロ含む)で埋め尽くされたこと。大きく強化された出玉性能は”過去の6号機を大幅に上回る魅力だ”と捉えられた可能性が極めて高い」とした。その一方で、技術介入機の「SLOTマッピー」やノーマルタイプの「ハッピージャグラーVⅢ」もベスト10入りしていることについては、「全てのファンが出玉性能“だけ”を求めているのではないことが窺える。6.5号機への内規緩和ではAT機が最も性能面で向上することは間違いないものの、そちらへ力を注ぐばかりで設置機種のバランスが損なわれた場合は、ファンを減少させる可能性がある。客層も考慮した機種選定が重要となる」とまとめた。
その他の詳しいランキングは同社ホームページまで。