全日本遊技産業政治連盟は5月23日、東京ドームホテルにて勉強会を開催した。また当日のパネルディスカッションではライターの大崎一万発氏、POKKA吉田氏、ヒロシヤング氏の3人により、様々なテーマを元にトークを繰り広げた。
冒頭、阿部恭久会長は「このような勉強会を通じて、少しでもファンの皆様に喜んでいただき、また業界が良くなっていく活動を続けていきたい。今後もより多くの場所で開催することも政治連盟としては計画しており、こういった活動が広まっていくご支援を頂ければ幸いだ」と挨拶した。
勉強会では2017年の規則改正後における、遊技機のスペック向上に向けた業界の取組み方については前参議院議員の木村義雄氏が、そして遊技機のスペック向上が遅れているとされる、回胴式遊技機の展望については回胴遊商の大饗裕記理事長が登壇。「年内には皆様の期待に応えられる機械がリリースされるだろう」と力強く述べた。
パネルディスカッションでは、スマートパチンコ・パチスロに代表される今後の遊技機及び、それに伴う遊技者の動向や、巷で話題となったオンラインカジノ、その他公営ギャンブルの話題も絡めて様々な意見が交わされた。最後に大崎氏は「長らく業界の空気が悪いなと思う状況が続いてきたが、変わる可能性があるものには賭けたい。それがファンにも伝わるように、パチンコを未来に残せるように、これからも力を尽くしていきたい」と締めた。