余暇進(佐藤正夫代表理事・会長)は5月17日、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイを主会場として令和4年度の定時社員総会を開催した。新型コロナウイルス感染症拡大以降、ホテルを会場とした総会の開催は3年ぶりとなったが、感染症対策の観点から定員数を大幅に縮小し、オンラインによる参加および議決権行使が行える体制で開催に臨んだ。
総会議事に先立ち佐藤会長から挨拶があり、今年度の総会が会場開催できたことを喜びつつも、昨年度中も感染症による影響から国民に行動制限がかかった場面が続いたことや、遊技業界にあっては旧規則遊技機の撤去を終了した点に触れ、「コロナ禍以前の状況を望むには及ばない状況であった」とこの一年を振り返った。またコロナ禍にあっても他産業では「デジタルトランスフォーメーションやIoTを活用した非接触型のサービスや機能が続々と登場しており、国民のライフスタイルを少しずつ変容させて来ている」と語り、デジタル技術の発展は「遊技業界においても新しい技術を積極的に取り込み、一層魅力的な遊技スタイルを提案するチャンスが訪れているものとも思っている。まさにピンチをチャンスに。適切な営業に努める一方、団体活動を通じ将来に向けた提案がなされていくよう期待している」と話した。
総会は事業報告ならびに決算報告、今期事業計画と予算案、役員選任などを審議し、すべて可決承認された。理事の追加選任の件では金光永徹氏(株式会社中商 専務取締役)を承認した。また総会終了後は政治に関する勉強会を開催した。