SANKYOは5月12日、2022年3月期の決算を公表。連結業績は売上高848億57百円(前年同期比46.0%増)、営業利益213億57百万円(同224.2%増)、経常利益222億57百万円(同197.2%増)、純利益184億66百万円(同221.2%増)の大幅な増収増益となった。パチンコ・パチスロ機販売台数の増加および主力タイトルの「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」、「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」が計画を上回る販売を積み上げたことが業績を牽引した。
パチンコ機は、SANKYOブランドの「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」、「フィーバーマクロスフロンティア4」、Bistyブランドの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」、「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」、JBブランドの「J-RUSH5」など、新規7タイトルを発売。販売台数16万4千台、売上高718億円(前期比37.4%増)、営業利益241億円(同86.9%増)。パチスロ機では、SANKYOブランドの「パチスロ マクロスデルタ」、「パチスロ 戦姫絶唱シンフォギア 勇気の歌」、Bistyブランドの「新世紀エヴァンゲリオン~魂の共鳴~」の3タイトルを発売。販売台数2万2千台、売上高88億円(前期比194.1%増)、営業利益11億円(前連結会計年度は18億円の営業損失)となった。
補給機器関連事業は、売上高38億円(前期比53.7%増)、営業利益1億円(前連結会計年度は89百万円の営業損失)となった。
23年3月期の業績予想については、販売台数をパチンコ機21万台、パチスロ機3万台と計画しており、売上高1,100億円(前期比29.6%増)、営業利益290億円(同35.8%増)、経常利益295億円(同32.5%増)、純利益200億円(同8.3%増)を見込んでいる。